東京と大阪の違い

モーニングショーの玉川さんの話。この人は時々面白い。
宮城出身の玉川さんは学生時代を京大で過ごしたが
「大阪の出身という人は大阪市の出身であって、堺なら堺と言う」と述べた。
そのあと、昔付き合った国立の女性に「今度東京に出てきたら・・」と言って怒られたという話をした。
彼は23区だけが東京と思っていたと言う。

私も実はそう。東京と言えば23区のイメイジしかなかった。
ただそれは府中や小金井やら全然知らなかった小中学生のころの事で今は違います。
府中の女性も知っているし。しかしいまだ小池知事は23区だけの首長と勘違いしてしまう。
東京都・・市はあまり聞かなかったから。東京都・・区はよく聞く。
よって東京都は・・区というイメイジが出来上がってしまうのやね。

これが大阪ならどうか。国立の女性は怒ったがたとえば堺の女性ならどうか。
今度大阪で会おうか。こう言われても決して怒らない。
これはなんでか。答えは簡単。大阪には大阪市があるから。
それ以外と区別できる。ところが東京には東京市がない。
それなのに「今度東京へ出てきた時に」なんて東京の人に言ったら怒りますわね。
そらあかんで玉川さん。東京と呼べる場所がないのはちと難儀である。

都構想ならず

大阪市民ではないがほっとしている。市民以外にも関係することはある。
都構想と書けば聞こえはいいが伝統ある大阪市の廃止である。府への吸収。
安直橋下徹さんの考えた単なる効率主義。
大阪市がなくなればたとえばフェルメール展などの魅力的な催しはなくなっていくやろうね。
今は専門の部局があっていろんな企画を考えるがその部局がなくなる。
芸術的なサービスは壊滅するやろう。やる部署がない。
この点だけから考えても廃止はよくない。
御堂筋、地下鉄、上下水道等大阪市が早くからしてきた先進的な事業を振りかえると
市の廃止が否決されてよかったと思う。

しかしこんな大層なことは過半数で決めることやないで。
なにも困ってないのやから。このままでは具合悪いという決め方がある。
大半がそう思っているという場合の決め方をすべき。たとえば4分の3の賛成が必要。
しかも一度決定されたものをまたするとは非難に値する。
大阪維新の露骨さがよくわかりましたな。公明党もあほ。

討論会は面白かった。
自民党の女性が「何が2重行政になってるのですか」と松井市長に問うと
松井は「今はなってません」と呑気に答えた。
はならそのままでええやんと思うた。何億も金かけて変えらんでもの。

go toイートは最悪の政策

このところ新型コロナの感染者は増加気味。特に寒い地方の増加が目立つ。
北海道が東京の感染者を上回った。換気の悪さが原因やろうね。
寒くなると常時換気しなくなる。そこへ持ってきて「外で食事」のキャンペインやで。
どう思う。一番の感染原因は会食というのに。菅総理は何を考えてるのかね。
まずはコロナ対策と言ってたが何もしてない。してないどころか外で食べましょう。
外で食べたらお金あげます。こういうコロナ対策やったの？
そりゃ増えるやろう。誰が考えてもわからしな。冬が楽しみやね。