2013年5月1、2,3日と連休を利用して延岡と日之影の山に登る。一日目(1日)はマイカーで朝3時40分に長崎を発ち、行縢山の登山口行縢神社に8時40分に着く。行縢と書いて「むかばき」と最初は読めなかった。
どうしてこの山に登る気になったか?九州百名山(山渓)を眺めていたら低山なれど岩峰で見た目が良く、滝も見たくなったからだ。 滝《中央鞍部)を挟んで雄岳(左)と雌岳(右)。
(2013年5月2日撮影)
8時50分神社駐車場を出発。ルートは滝を見て、行縢山(雄岳)に登り、県民の森に進み雌岳に登り、滝に下り登山口へ戻る行程だ。
駐車場から参道に入るとすぐに鳥居を見る。鳥居の右に行縢神社の案内板があり神社まで300m、登山口まで150mとある。
案内に従い進むと神社と登山口の分かれに着く。右の道に登山口の道標が見える。先ずは左神社に進み参拝。
9時3分、樹林の中にたたずむ行縢神社参拝。
分れに戻り、登山口から杉の大木が見られるなだらかな登りの雑木林を暫く進むと、9時24分沢にかけられた立派な橋を渡る。
ここから少し登り勾配が増してくる。右手に沢(行縢川)が見え隠れすると、9時41分滝見橋に着く。
その名の通り、橋の上から滝が望める。
ここから道には大きな岩も見られるようになり、15分ほど歩くと「行縢の滝」への道標を見る。滝まで60m、5分とある。
ここはまず滝を見てから行こう。60mとあったから10時2分着く。水がレースのカーテンのように1枚岩の垂直の壁を覆う。上品で優雅な滝だ。
登山道に戻り、途中雌岳への分岐を右に見て、滝の高さを一気に登り、祠のある山の神峠に、10時39分着く。
峠から植林帯を緩やかに下り、
10時43分、行縢山(雄岳)と県民の森の分岐に着く。
左の雄岳への道を取り2分も下ると、10時50分滝上流の沢を渡る。
滝の上に出て明るくなったこともあるのか、ここからは一転して山の様子が変わる。流れ込む枝沢なども見られ、今までの山容からは想像しがたいゆったりとした登りである。823m峰との分岐点を左に折れ暫く登り、目の前が開けると11時30分、岩峰の行縢山頂である。
山頂から東にこれから向かう雌岳、その先に霞んで見えるの可愛岳(えのたけ)だろう。その先は日向灘だ。
北には大崩山や祖母山も霞むが、この眺めは大崩山かな?メモ書きがないから分からない。
眼下の集落を見下ろせば高度感が腰を引かせる。
昼食をとりながら1時間も休んでから往路を雄岳分岐まで戻る。改めて雄岳の山頂部を眺めれば大きな岩の上に頂だ。
分岐から県民の森へは滝上流の沢に沿って、静かな林の中を登る。川の水は澄みきっている。
雄岳分岐から10分ほどで県民の森分岐に13時14分着く。
道標の県民の森の方向を見れば、広場と建物が見える
県民の森の反対方向には桑平と書いてある。さて何処やら?(今調べたら雌岳に向かう途中から左に分岐している道を下った集落だ)。これからどう進めばよいのかと周りを見れば、道標の先の林の木に小さなが白い標識がある。よく見れば雌岳の方向が記されている。桑平と同じ方向だ。
桑平への分岐を過ぎると尾根の登りとなる。行縢の滝への分岐を右に見送り、下って登り返すと雌岳の頂に13時56分着く。
樹林に囲まれた頂は展望もないから、早々に往路を戻り雌岳分岐に下る。661への尾根の下りは急坂で、2ヶ所ほど雄岳と滝が見渡せる展望が開けたところがある(14時28分)。
上から見下ろす滝はいい眺めだね。垂直の岩盤を水が落ちる。
14時45分雌岳分岐に出合い、
滝入口を右に見送り、滝見橋まで下り右に仰ぎ見る岩壁は661からのものだろうか。
15時26分、神社との別れの登山口に15時26分下る。
行縢見てもよし歩いてもよしの飽きさせない山であった。明日は同じく岩峰の比叡山に登ろう。
行縢山の行程、
神社駐車場8:50-9:10登山口-9:41滝見橋-10:02行縢の滝10:07-10:39山の神峠-11:30行縢山(雄岳)12:30-13:14県民の森分岐-13:56雌岳-14:45雌岳分岐-15:02滝見橋-15:26登山口。
下山後、日之影のスーパーで買い物をして、17時日之影キャンプ場に着く。管理人は通いで帰ってしまっていて、先客の人に温水シャワーの使い方を吾輩に伝言していた。ありがとうございます。
日之影キャンプ場は、テント1泊600円、入村料100円 計2泊3日で1300円。トイレも炊事場もきれいだ。テン泊場に車が横付けできるのも便利だ。