2020年1月13日、水曜日、晴のち曇。日曜日に登るつもりだった川棚虚空蔵山と斧岳(と思い込んでいたが鳥兜の間違いであった)、高見岳に登りに行く。
川棚側から入り、10時7分木場口登山口から出発。


植林、樹林と滑り易い石の道を登り、10時20分冒険コースと家族連れコースの分岐に着き、右の冒険コースを取る。

右の岩の間を抜け、梯子を上り、


滑り易い急坂を下る。急坂には昨年は無かったと思うロープが張られていたから、難なく下れた。ありがとうございます。

10時36分に寺屋敷跡に着く。屋敷跡の痕跡を探し回るが見つからず。


寺屋敷跡から尾根の登りが始まる。



またわずか岩尾根を上り、平坦部を歩き、岩尾根の登りとなる。



10時58分冒険コース核心部の痩せ尾根鎖場に着く。第一の鎖、第二の鎖、少し長い第三の鎖と慎重に登る。



第三の鎖の登りが緩やかになると、

なだらかな登りの痩せ尾根になり、

すぐに岩屋口・嬉野側からの登山道と11時7分合流する。山頂はもうすぐだ。


山頂への登りを進み、


高見岳(中央)、女岳(右)、大村湾の眺めがいいね。

三角点のある虚空蔵山に11時17分着く。

霞んではいるが経ヶ岳(左)、五家原岳(中)、郡岳(右)と多良山系の山が一望だ。

11時23分合流地点に戻り、急な石段を滑らぬように慎重に下る。

11時27分嬉野との分岐を岩屋口へ進み

11時30分鳥兜への分岐に着く(ここの鳥兜を斧岳と思い込んでいた)。鳥兜への道は枝で通行止めの印だが行けるとこまで行ってみよう。


細い尾根を100mほど進むと、眼の前に小さな岩が立ちはだかる。両側が切れ落ちている岩なので注意して途中まで登り先を覗くと、

眼の前に鳥兜だ。だがそこに至るルートは岩の上に立たないと良く見えない。とても吾輩にはこの岩の上に立つ勇気など無い。アリの戸渡のような尾根が続くのだろうか??

この先進むのは諦め、犬の墓からぐるっと回って下から近づこうと戻り、犬の墓へ。

途中鳥兜が覗けるポイントを通る。大きな岩峰だな。

11時50分犬の墓に着き腹ごしらえ。

下から鳥兜に近づくためにいったん東彼杵へ下る。

すぐに植林になり、さらに下ると作業道が現れ、枝道を左に見送り、


12時14分回り込む登山道の所まで下る。そこは東彼杵からの虚空蔵山登山口だ。登山口周辺を探すが地形図の登山道は藪になってしまったようで見つからない。此方のルートも諦めて犬の墓に戻る。



戻る途中枝道を登れば可能性があるかもと登って見たが末端はやはり藪漕ぎの道で終わっている。あと200mほどで県境の稜線なのだが諦めよう。

犬の墓に13時3分戻り、右に植林左に樹林を見ながら次の高見岳に向かう。

下りながら小さなアップダウンを繰返して13時26分林道を横切り高見岳の登山道へ。

高見岳への急坂への取付き辺りからも、鳥兜の岩峰(左)が望めるのだ。写真で見る右下からの尾根を登れば行けそうだな。

5分ほど4本足で急坂を登り、

13時50分高見岳の山頂に着く。山頂標識に新しいのがある。女岳はパスして往路を戻る。

14時7分林道に出て、林道を岩屋口を経て木場口へ戻ろう。
14時16分岩屋口。

途中、林道から虚空蔵山の岩峰が正面に見えるところがあった。

木場郷から続くあまり登られていない西登山口を見る。寺屋敷跡あたりに出るのではないだろうか。

林道を40分歩いて14時47分木場口に戻る。消化不良の登山であった。再挑戦だ。
今日の行程、
木場口10:07-10:36寺屋敷跡-11:09虚空蔵山11:22-11:27嬉野・岩屋分岐-
11:30鳥兜分岐11:41-11:50犬の墓(昼食)12:00-12:14東彼杵登山口-13:03犬の墓-13:26林道出合-13:50高見岳-14:07林道出合-14:16岩屋口-14:47木場口
