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登山と車旅

多良山系 2021.01.10 五家原岳中尾根 雪景色

2021年1月10日、日曜日、曇。予定していた川棚虚空蔵山はコロナで中止にした。寒さでものぐさになり単独行の時は遅い出発となる。前日城山から眺めた雪景色の五家原岳の眺めが良かったから中尾根を五家原岳に登る。
向かう途中の五家原岳から大花山への稜線の眺めがいいね。

白木峰を過ぎると徐々に雪道となる。
自然の家を過ぎると路面は雪で覆われる。
多良林道に出ると依然通行止めだ。10時42分にシャクナゲ橋の登山口に着き、登山道に入る。

登山道はすっかり雪に埋もれているが、踏み跡から先客1名の道案内が居るから安心だ。
標高を上げるにつれ徐々に雪は深くなる。
11時12分広い作業道にいったん出る。
右手に五家原岳の山頂電波塔が見える。山頂まではまだまだだ。
作業道から林に入ると、雪の深さはポールのグリップほどの深さだ。一休みしてスパッツと工事用の防水手袋に変える。
展望岩近くまで登ると雪はさらに深くなり、アイゼンを付けていないから、落葉の上に積もった雪や木の根で急坂の斜面は滑って登るのに一苦労だ。

11時55分展望岩の上に出る。雪は深くなり、靴がすっぽり埋ってしまう。

気温が低いから木々の枝に積もった雪も昼なのに全く落ちない。
12時14分車道に出る。五家原岳のこんな奇麗な雪景色を見るのは初めてだ。

12時17分山頂に着く。
多良山系の山々の中に一際白く目立つのが経ヶ岳だ。

霧氷の先に鳥甲山が望める。霧氷がミレニアムの点灯の様だね。


帰路は大花山への稜線を歩いて横峰越から多良横断林道に下ろう。その前に念のために軽アイゼンを付ける。2,30年昔のカジタのアイゼンだ。慣れないと面倒だがどんな靴にも装着できる優れものだ。
積雪は中尾根より稜線の方が深い。吹き溜まりでは膝まで埋まる。
この景色を贅沢にも独り占めだね。コロナとは言え本日の山行、中止にして申し訳ございません。
ガレの岩場あたりまで下ってもこの雪だ。2年ぶりのアイゼンは慣れないものだからツマヅキ危なっかしいこと。
13時23分横峰越しに着く。大花山方面に先客の足跡が往復で有る。と云うことは既に登って下りて来たと云うことか。少なくとも1時間半は吾輩より早い出発だったのだ。
作業道に出て下る途中で、先客を前に見る。
大花山に行く途中で引き返してきたそうだ。13時45分横断林道に出て、13時47分シャクナゲ橋に着く。行程はすべて雪に覆われていて、雪山気分を味わえたいい山行であった。慣れないアイゼンで頻繁にツマズキ、大腿四頭筋がこわばった。

今日の行程、
シャクナゲ橋10:42-11:12作業道広場-11:55展望岩上-12:17五家原岳12:47-13:23横峰越-13:45多良横断林道-11:47シャクナゲ橋


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