登山と車旅

鹿児島の山 2018.04.27 笠山 矢筈岳


九州の山々の中で、鹿児島の山はほとんど歩いていない。宮之浦岳と開聞岳、霧島連山ぐらいしか歩いていない。どんな山があるか知らないので、分県登山ガイド「鹿児島県の山」に紹介されている山を歩いてみることにした。4月26日自宅を車で発ち、熊本県の道の駅「たのうら」で車中泊。2018年4月27日、近くに「笠山」(熊本県)があるので朝から登ることにした。道の駅を8時30分に発つ。
登山口のすぐ近くの横居木公民館に車を止めさせて頂き、登山開始8時50分。



登山口は公民館から県道を300m先に行った道路わきに標識がある。



登山口から100mほど進み左の橋わたる。この道は馬頭観音まで続く林道である。



橋のたもとには、名は知らぬが季節の花が咲いていた。



地形図によると、橋から10分も歩けば、舗装道から左の山中に山道があることになっている。
ガイドからは外れるがここを歩いてみたい。道の左に何やら丸太橋がある。
どうやら山道への入口らしい。
分け入ると当たりである。あまり歩かれていなそうであるが問題はない。



登山口から1時間ほどで丸太橋から続く舗装された林道に出る。
ここから先も山道があるはずだが見当たらないので、
513m峰を左に巻くように進むと10分ほどで馬頭観音に着く。
ここで舗装された林道は終わり、車もここまで入れ、数台駐車できる。



ここからが本来の笠山の登山口であり、登山道の始まりであろう。



なだらかな林道を数分も進むと右手に笠山への道標があらわれる。



15分ほど植林帯を登ると「雨ヲラビ岩」の展望所への分岐の道標があり、すぐ左に展望所がある。
八代海が眼下に広がる。



分岐から数分で笠山山頂である。展望はほとんどない。



帰路は馬頭観音までは往路を戻り、そこから登山口までは往路とはコースを変え、
舗装林道を戻ることにした。
林道分岐点には笠山への道標がしっかりとある。



公民館近くの道端にはピンクの小さな花が咲いていました。下山11時50分。



次の矢筈岳へは(水俣・出水の境界)登山口に14時までに着けば今日中に登れるだろう。
道の駅「たのうら」まで戻り、手作りサンドイッチで昼食。

水俣、湯の鶴温泉を経て矢筈峠へ。県道117号の矢筈岳登山口に14時過ぎに着く。
登山口に数台駐車できる。登山開始14時15分。木々に囲まれ展望のない矢筈林道をしばらく歩く。



林道途中、左に大きくカーブするところにビューポイントなる案内が目に入る。
とすぐに、矢筈岳(左)と女岳が丁度収まるように視界が開ける。
林道右下が崖となっており、その方向に視界を遮る木々もなく展望が開けている。



歩き始めて30分程で林道左の登山道に入る。



数分もしないうちに登山道は二分する。どちらを登ってもよいが、山頂は左手とみて左の道を取る。



標高を上げるにつれ所々道がはっきりしていない。
戻るのも嫌なので、尾根筋を目指してすすむと、
女岳との鞍部と矢筈岳の中間の登山道に出た。
右を選ぶべきだったか。ここから矢筈岳へは急登が続く。
登山口から1時間で矢筈岳頂上に立つ。



頂上には大きな句碑の岩がある。



頂上北面からは八代海を挟んで、昨年歩いた天草の山々が見える。



南には明日登る予定の紫尾山が望まれる。



鞍部まで下り女岳へ急坂を登り返す。
女岳頂上は視界は無く木に標識が下げてあるのみ。




少し進むと木々が伐採され、展望が開けたところに出た。
形の良い山が見えるがさて何山やら。



鞍部にもどり、往路二分した右ルートを下る。こちらは踏み跡もしっかりした登山道であった。
下山16時10分。今夜の宿泊場所はここから近い道の駅「みなまた」に決める。
途中湯の鶴温泉の「ほたるの湯」(200円)で汗を流す。
1日目にしては上出来でした。


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