4月28日鹿児島の山2日目。今日は紫尾山と時間があれば石堂山
(いしどうやま)も登る予定。
8時20分道の駅「みなまた」発。
出水市から国道328号を紫尾峠(トンネル)に向かう。峠を越し、
下りきった辺りの、道路右側に紫尾山への入口があるはず。
案内板は登り車線側からしか読めないので、
見過ごして通過してしまう。
戻り、紫尾山に向かう道を数分走ると正面に紫尾山が目に入り、
分岐にある道標に従い、右上にのびる登山口に通じる林道にはいる。
舗装された九十九折りを、標高を上げながら走ると、
廃屋となった森林体験学習舎に着く。舗装林道はここで終わり、
駐車場もあるので車をここに止める。
9時45分登山開始。林道終点の登山口まで数分歩く。
登山口からすぐに、登尾コースと東尾根コースの分岐に着く。
登尾コースに進むと、すぐに千尋ノ滝の下にかかる橋にでる。
橋の上から滝を一時眺める。
所々に丸太の階段が出てくる急登を行く。道標があるので迷うことはない。
10時30分尾根に出る。道標に従い西に向かう。
緩やかな登りの続く明るい樹林を味わいながらゆく。
11時林道に出る、林道は山頂に通じている。
登山道は林道からすぐに左に分かれてまた樹林のなかに。
10分も歩かないうちに上宮神社に着く。
ここからは電波塔の林立する山頂が木々の間に見られる。
おきなアカガシの横を通り車道に出る。頂上はもう直ぐだ。
大きく右にカーブするコーナーの外側が駐車場で、
東尾根コース入口の道標がある。
11時30分頂上に立つ。おおよそ山の頂らしくない俗化されたものであった。
昼食を取りながら、360度の展望を楽しむ。
南側に見える樹林のピークに足を延ばすも、これっといったものは無い。
12時10分東尾根コース入口に戻り下山開始。
脇目もふらずコース目印のテープを確認しながらひたすら下る。
進行方向が東から北に変わると、山裾を巻く道となり、
沢音が次第に大きくなると、往路の分岐にでる。
登山口、駐車場へ12時50分到着。
駐車場の奥にある小さな滝、
林道途中にある一ノ滝?を見て次の予定石堂山に向かう。
国道328号に出たところで紫尾山の山容を眺める。
電波塔が林立しているので直ぐに判別できる。
国道328号を紫尾峠に戻り、峠から下ること2kmほどの右に林道入口。
立派な舗装林道である。10分ほど走ると登山口に着くが駐車場がない。
ほとんど通行もないので道路わきに邪魔にならぬように駐車。
13時40分石堂山登山口、13時45分登山開始。
取付きはいきなりの急坂とロープであるが、すぐにえぐれた尾根道となる。
左に樹林、右に植林帯の登山道をしばらくすすむと樹林の急坂の尾根道となる。
ときどきツツジが目に付く。
もうすぐ頂上かというところで、これからの登山でよく見かける
「山頂まで5分 人吉 かめさん」の案内板をみる。
登ること35分で祠のある頂上に着く、展望はない。
見るものもないので、すぐに下山にかかる。
14時45分登山口へ下山。
この山は、ガイド本のとおり君名川への縦走とセットで楽しむ山であろう。
明日からの登山拠点となる道の駅「樋脇」に向かう。
駅近くの市比野温泉「上の湯」(200円)で汗を流し、17時30分駅に到着。