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登山と車旅

多良山系 2020.05.02 前岳 黒木岳 一ノ宮岳 前岳北尾根

2020年5月2日、晴。未明からの暑さで寝苦しくて体がだるい。今日は多良前岳東尾根のシャクナゲ観賞と前岳北尾根の登りだ。気が向けば笹岳山頂部のシャクナゲも見に行きたい。シャクナゲ高原は咲いていたから期待できそうだ。


9時に金泉寺駐車場に着く。コロナで駐車場は空いる。先客1台のみ。


9時10分駐車場を出発。多良権現には登らず直接前岳に向かう。
鬼の門からの急登には斜面のほとんどにロープが張られている。
鬼の岩屋に9時47分に着く。


緑の林にミツバツツジの彩が目立つ。

9時53分前岳の頂に着く。


シャクナゲの群落に期待をして下るが、見るのは蕾のない葉ばかりだ。

ようやく蕾を一輪見る。続いて数輪蕾をつける株。


少し下り日当たりの良い枝にようやく咲き誇る花を見る。裏年のようです。時期が早いわけではない。


シャクナゲ群生地を過ぎ山椿の群生地を下り、


ロープ場を通過して、


南側を巻く縦走路に10時25分出合う。


左(東)に進むこと2,30mで縦走路から左に折れ黒木岳へ向かう。途中山頂への道を見送り、新発見を期待してさらに山腹を巻くようにしばらく進んでから、何も無さそうだから高みを目指して山頂へ。10時37分黒木岳に着く。


林の中を下り、黒木岳南側を巻く縦走路に10時48分出合い植林を登り返すと、


10時54分一ノ宮岳に着く。


ここからの下りは、途中からガレた小石の道となる。浮石、石車で転ばぬよう用心して下る。


帆柱岳鞍部(登り口)に下り作業道に出合う、11時14分。


今回は、一ノ宮岳と黒木岳の北側を巻く作業道と林道を歩いて、前岳北尾根を登り返す予定だ。林道は昨年歩いたが、作業道は今年2月11日(2月12日のblogに記載)に途中まで歩いて戻っているので、林道に出るかどうか不明だ。途中で終わっていたら藪漕ぎでもして林道に出ればいいさ。


と云うことで、作業道を今までとは反対の戻る方向に出発、11時15分。


すぐに作業道は展望の開けた峠の様なところに出る。正面に今下ってきた黒木岳、


後には帆柱岳を見る。


日差しの照りつける林道が目の前に続くが、風が吹き涼しくて爽快だ。


作業道を歩き始めて10分、前回歩いたところまで来た。ここから先は初めて歩く道だが、道の状態は良さそうだ。


さらに5分も歩くと前方を倒木が塞いでいる。


倒木を巻いて進むと次はイバラの道だ。


これも長くは続かず通り抜けると、11時35分右下に林道が見える。途中で作業道が終わっていれば、引返さずに、植林の中を何とか下れそうだ。


作業道は徐々に荒れてくるが続いている。


11時41分、林道が右下近くに見える、もう直ぐ合流を連想させる。


11時42分林道に合流、作業道を歩くこと30分弱。推測した通りであった。


この先の林道は先般歩いて確認済みだ。12時3分、前岳北尾根への分岐まで来ると、伐採作業だ。作業はどこで行われているのだ?


北尾根へ進む道が前回歩いた時は草が生えていたのに、
     (昨年8月、逆方向から見る)


今回は真新しい。この先が伐採現場だろう。


すぐに北尾根への取付きあたりに着くが、夏と今の時期では草の生え方が変わるが、様変わりだ。さてさて何処が取付きやら?昼を食べながら作業道を先まで歩いてみると、どうやら目の前の地形から手前が尾根の取付きのようだ。黄色いポールに見覚えがある。昼食後12時18分、記憶と勘を頼りに出発。
             (昨年8月)
       (今回5月)


林に入ると、何となく踏み跡もあるようなので登り始める。見覚えのある様な道を、尾根を外さぬように登る。


昨年北尾根を下った時には案内板を見て尾根の方向が変わったのを記憶しているので、案内板を目指して踏み跡らしきところと、尾根を頼りに登ろう。12時33分林の中に案内板を見つけて安堵。


ここから方向を変えて北尾根の急登の始まりだ。先ずは小ピークを目指そう。

右手木々の間に864m峰が見えると、上の方にピンクの花が見える。期待もしていなかった場所でのシャクナゲの花だ。



花を見てすぐの12時42分小ピークに着き、わずかに下り急登がまた始まる。


12時52分多良岳北側の岩壁の下に着く。


ここから先、さらに厳しい急登が始まる。


ロープの張られた斜面を登り、目の前に三角点を見れば前岳の頂に着く、13時8分。


鬼の岩屋に下り、座禅岩に13時18分着く。この岩の先端には立つ勇気はない。


高度感を味わいながら経ヶ岳、笹岳を眺め、


今登って来た前岳北尾根の急峻さに改めて感心する。


北尾根から眺める864m峰は鋭鋒にみえるがここから眺めるとなだらかに見えるね。


座禅岩から10m先の展望岩に立つと、多良権現の左に大花山、五家原岳だ。


ハシゴで展望岩を降りると、


稜線上は、遅咲きのミツバツツジや芽吹きや若葉がいい感じだ。



13時31分、六体地蔵への下りを見て、


笹岳山頂部のシャクナゲ観賞はあきらめ、これを下る。


13時36分六体地蔵に立寄り、


鬼の門へ戻り、往路の道をたどり駐車場に14時下山。シャクナゲは来年に期待しよう。これから先は、ミヤマキリシマ、オオヤマレンゲ、ヤマボウシだ。本日の遭遇者、駐車場で1名に会ったのみ。

今日の行程、
駐車場9:10-9:41鬼の門-9:53前岳-10:37黒木岳-10:54一ノ宮岳-11:14帆柱岳鞍部-11:42林道出合-12:05北尾根取付(昼食)12:18-12:48小ピーク-13:08前岳-13:18座禅岩-13:36六体地蔵-13:41鬼の門-14:00駐車場

金泉寺からの戻りで、轟峡へ下る林道が開通(大渡橋まで)していたので走る。走る距離から言った多良横断道を走ったほうが断然近い。

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