2020年8月21日、晴。7月29日に時間の都合から登れなかった雲仙の高岳に登る。高岳から小浜に下る登山道があれば、小浜に下りバスで戻る計画だ。9時前に広河原林道始点に着く。雲仙寄りの所に車が止められる。

広河原林道始点の場所は下り坂側に203.8kmの標識と、上り坂側に大きな看板がある。


9時6分出発。

広河原池の手前まで緩やかな上りの林道歩きだ。

9時24分最初の分岐を右に進む。

5分も歩くと伐採され視界が広がるのだが、

湿度が高いから遠景は靄で見えない。

林道をピークまで登り、下り坂にかかると2つ目の分岐に出合う、9時33分。ここも草付きの右の道に進む。作業道の様だ。

草付きの道を100mも進むと下り坂になり、左下に先ほど分けた林道が見える。

舗装道が現れ、目の前が広河原池だ、9時36分。池を右手に見て進む。

一瞬藪漕ぎかと思うが、数十mほど草に覆われた道を進む。靴と膝下が朝露で濡れる。

右下に木々の間を通して池の水面が見える。

草付きの道だが軽なら十分走れる道だ。一般車は林道始点から進入できぬが。

池に出合ってから15分ほど歩き、草付きの道から植林の中のダート道になると、作業道は終点に近い。

9時53分作業道終点に着く。左の案内板の右が登山道だ。



登山道を展望岩・高岳へと向かう。今日も展望岩は確認できなかった。

稜線を歩いているのだが、登山道は薄暗くて陰気だ。カラッと晴れていないせいもあるのかな。

10時13分前回引返した780のピークに着く。ここが高岳三角点より高い。三角点へはここを左だ。真直ぐは木が横たえてある。

でも、踏み跡があるので進んでみると、木に古いが赤テープがある。さらに進むとまた古いテープがある。さらに進むと急な下りになり踏み跡もはっきりしない。地形図を見ると崖の様だ。

10時20分ピークに戻り高岳三角点に向かい、一旦下る。

薄暗い林をテープを頼りに下ると、

左に植林が現れる。植林を左に見ながら大きな左回りの円を描くように、目印を確認しながら、緩やかに登って行くと、

岩のこぶが現れる。

これを乗り越えると、目の前に高岳三角点だ、10時33分。木々に囲まれ展望はない。


小浜側に少し下ってみるが登山道らしきものは見当たらない。左に植林があるので、植林との境界を下れば小浜に下れそうだが、面白みはなさそうだ。

時間も早いし、猿葉山の山頂標識を確認しに行こう。往路を戻り11時53分国道駐車場所に下山。高岳は絹笠山からの縦走で登らない味気ない。若しくは小浜まで探索下降するかだな。
高岳の行程、
国道9:06-9:36広河原池-9:53作業道終点-10:13 780P10:20-10:33高岳三角点10:49-11:08作業道終点-11:22広河原池-11:53国道

小浜から千々石の方向に走り、猿場稲荷神社の大きな案内を見て、狭い道を走り参道入口の駐車場に12時30分前に着く。
前回の猿葉山ブログ(8月6日公開)では、猿場稲荷神社を猿葉稲荷神社と書いていましたが、正しくは「猿場」です、訂正します。山の名は猿葉山です。
猿葉山に登る前に、近くの212mの三角点を探す。藪の中の様なので途中であきらめる。

12時43分出発。

しばらく歩くと、幟が続く。稲荷神社だから商売繁盛が主かと思うが色々な祈願がある。ざっと見ただけで10以上の祈願の内容がある。
商売繁盛、家内安全、海上安全、大漁祈願、これが主なものだ。他に無病息災、交通安全、良縁成就、開運招福、安産祈願、病気回復、安全祈願と様々だ。神様も大変だ。稲荷神社と云いながら総合病院ならぬ総合神社だ。

参道を中ほどまで登ると鳥居の並びが絵になる。

右に登る階段が現れたところが自然歩道との分岐だ。

急な階段を登るともうすぐ神社だ。

姫桜大明神を左に見て、何故か三助稲荷大神の鳥居をくぐると、

猿場稲荷神社に13時に着く。今日は社務所も開いている。

荒熊大明神の鳥居をくぐり、石段の道を登りあがりすぐに、猿葉山は右に折れる。一見道とは思えないが目印がある。

大きな石が重なる急坂を2,3分登る。

急坂を登り上がると、右手に土塁が見える。雲仙市になる合併前の小浜町と千々石町の境界だろうか。左が小浜町だろう。

樹林は直ぐになだらかな植林の道となる。

13時10分、神社への分岐に着く。

この辺りが猿葉山ピークなのだが。自然の家の赤い矢印方向に10mも歩くと、あっけなく左手に猿葉山の標柱を見る。

分かってしまえば、神社への分岐から直線にして20、30mほどの樹林の中だ。よく見れば木々の間に標柱は見え隠れする。前回は金魚の糞で歩いたから、直ぐ近くを通り過ぎてしまったのだ。これにて一件落着ならぬ一見落着。今日で考えれば二見落着。

神社に戻ると、宮司さんに会う。この神社は小浜神社でみているという。猿葉ではなく何故猿場かと伺うとどちらでもいいのだが、ここの地名が小浜町の猿場と云う所なのだと。以前は鳥居の数が千基近く立っていたが、台風で200基ほど一度に倒壊したり、老朽で倒壊したりで少なくなった由。
猿葉山の行程、
参道入口12:43-13:00猿場稲荷神社-13:10猿葉山13:13-13:20猿場稲荷神社13:33-13:44参道入口
まだまだ暑いが、日曜日には大払谷から経ヶ岳、舞岳、シャクナゲ尾根を下ってみよう。