2021年7月11日、日曜日、曇一時雨。7月から会の山行が再開され初めての山行だ。マイカーで西海市の螃蟹落の滝(つがね落しの滝)、長尾城跡、七ツ釜鍾乳洞の散策だ。再開初回が西海とは洒落かな?

先ずは道なりにつがね落しの滝から散策。9時45分河通ダム(ごうつうダム)の駐車場に着き出発。地形図上は道はないが舗装車道が雪浦からダムまである。道案内も所々にある。


滝はダムの上流200mほどの所にある。

駐車場からダムの上を歩いて川の対岸に渡る。

水をたたえたこの時期でもこの大きさだ。

端まで歩くとトンネルだ。トンネルから300mで滝とある。

長さ2,30mのトンネルには明かりもついている。

トンネルを抜けると左手にダムを見て、間もなく川となる。

5分強歩いた9時53分滝に着いてしまった。案内板を見ると九州自然歩道がすぐ近くだ。

梅雨末期の雨で水量が増えていてなかなかの迫力だ。西海市の観光案内版の説明では滝つぼはなく落差20mで長崎百景に選ばれている。螃蟹(つがね)とはモクズガニのこと。


川床は小股に動けば滑らない。流れの中に立つと梅雨の蒸し暑さを忘れて涼しい。

滝の見学を終えて国道に出れば雪浦の浜に、まだ夏は来ていない。

25分ほど走り七ツ釜鍾乳洞へ。駐車場に車を止めて先に長尾城跡に上る。今日はGPSの調子がおかしい。滝の時の軌跡が取れていなかった。再起動してようやく正常に動作。

11時3分駐車場を出発。登り口の岩がいいですね。

岩の下に小さな穴があり、冷気と水が流れていて涼しい。

岩の上を歩いて行くのだが、訪れる人も少ないのか草が生茂る。

5分も登ると駐車場が眼下に見えるようになる。

11時20分忽然と宗教法人?の残骸を見る。

残骸の跡を5分ほど歩いた11時25分化石の森に着く。説明は案内板に任せよう。



化石の森を抜けて車道を城跡に向かう。


11時41分車道から城への道標をみて山道へと入る。

本日初めての山道らしいところを歩いて、

樹林から草付きの道に変わると

11時52分三角点(点名:流矢、4等)のある長尾城跡に着く。


三角点横の案内板を読むと点名が納得できる。

城跡に着いて間もなく、猛烈なにわか雨。休憩舎もあり昼食をとっている間に雨あがる。展望は西側の平戸・五島方面が開けていが、低く雲に覆われ平戸志々伎山が薄っすらと視認(写真では確認できない)できるまでだ。


三角点の先にある城跡広場まで進めば車で上れるのだ。

眼下には東に集落が迫り、西に太田和港・大島造船所だ。


城跡から車道を下り、

田園まで下ると長尾城跡が望める。

車道をひたすら下り13時11分鍾乳洞駐車場に戻る。約2時間の散策だ。
続いて鍾乳洞だが吾輩は興味がわかないのでパス。
九州南部は梅雨明けした。北部の梅雨明けも間もなくだろう。

長尾城跡の行程、
駐車場11:03-11:20宗教法人跡?-11:25化石の森-11:41山道分岐-11:52長尾城跡(昼食)12:34-13:11駐車場