ブレーキフルード

2006/08/11のファミ走で、今まで経験の無いブレーキトラブルが発生した。

１３週ほど走行したところ、急にブレーキがすっぽ抜けた。
状態としては
・ペダルがほとんど抵抗無く奥まで入ってしまう。
　（ワンマンブリーダでフルード交換している時のような足ごたえ）
・一番奥のストロークエンド1cm位の所で、足ごたえは無いまま少しだけブレーキが利く。
・ペダルを何回踏み直しても改善しない。よってプレブレーキングも意味がない。
・3週ほどクーリング走行を入れても改善しない。

壊れたかと思いましたよ、ええ。

んでパドックに戻ってブレーキを見てみたが、外観上は特に問題無さげ。
仕方ないので帰り支度をすませると（その間約２０分くらい）、ブレーキは正常に戻っていた。

ウーム、なにが原因じゃ？
>>ペダルを何回踏み直しても改善しない。よってプレブレーキングも意味がない。
→ハブのがたつき、ロータの熱倒れによるノックバックではない。
>>・3週ほどクーリング走行を入れても改善しない。
→パッドのフェードではない。
>>20分くらい放置で復活
→熱が原因ではありそう。

ってことで俺的推測では、
「どう見てもベイパーロックです。
本当にありがとうございました。」
ってこととなった。

心当たり？
ある。

今回事前にブレーキフルードを交換してから走行したのじゃが、在庫の関係からごく普通のSEIKENのDOT4を
使っていた。冬場なら全然問題は出ないものではあった。

んで、
周囲温度が高い＆コースが空いていて周回ペースが速い＆フルードの沸点がちょっと低い
→フルード沸騰キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
って感じではないかと。

まあ推論なんで、確かめなきゃならん。
ってことで、ちょっとごついフルードに交換してみた。
BILLIONのBB4



スーパーブレーキフルードもあったんじゃが、ちょっと、シール攻撃性とかが怖いので。

これで走って問題でなければ、フルードのせいって事でオッケかと。

ちなみにBB4に換えたところ、本当にうたい文句通りブレーキの剛性感が増した。これにはちょとびっくり。
後は本当に温度に強ければ、値段も高くないし良いのじゃが。