CSで2003年松竹映画「壬生義士伝」が放送され、タイトルが新撰組書物検索してた際に見覚えあった為鑑賞してみたが、久々にキチンとした時代劇映画を見て、西郷輝彦主演「江戸を斬る」シリーズや必殺シリーズ等の時代劇ドラマが好きだった子供時代を思い出した。尚、松竹時代物映画は「曇天に笑う・実写版」鑑賞の久方ぶりでした。
あらすじは新選組に入った南部地方盛岡藩脱藩浪士吉村寛一郎を題材とし、新撰組斎藤一と吉村に文武を学んだ大野千秋と言う二人の御仁目線から、吉村寛一郎と言う、一武士&一隊士の新時代が始まるまでの彼の魂(人としての義、家族への愛、友との友情等)を画いていた物語。一風変わった面は極度な守銭奴と言う点だがこれも妻子を養う為で、幕末に田舎から京へ出稼ぎにきたサラリーマン侍って感じでした。色々な事があり、最終的には時代が時代故に吉村氏の最後は切腹。でも、そこに至るまでの真選組三番隊組長・斎藤一との関係(付き合い方)が中々感慨深かったです。
俳優陣も偏り知識俳優陣ドラマや映画しか観てない私にも見知った顔が多く、斎藤一役が好きな「64」映画にも出演された佐藤浩市氏で、主人公でもある吉村寛一郎を中井貴一氏が演じておりましたが、20年前故にまだお二人共お若い。と言うか・・・中井貴一氏が相も変わらず若く、(今もだけど)背筋シャキーン(武田信玄や水島上等兵演じた頃と変わらん)。この物語では脇役的な沖田総司に「倍返しだ!」の堺雅人氏で、戦闘中に吐血する場面がUPだったせいもあり超印象強かったです。とまぁ、物語の内容とは別な視線からも色々楽しませて頂いた作品でした。画像は流石にないかな~と思ったのですが、冒頭部分のYoutubeがあったので紹介しておきます(消去される可能性もあるけど)。
Samurai Japan Sinsengumi