シャッターの閉まった店が目立つ昨今の市場ですが、
そんな中で飲食業者、一般市民、観光客に親しまれ、賑わっている
「旦過市場」が4月の大火災(42店舗被災)に続き、8月再び火災(45店舗被災)を起こしました。
4月の火災の後、がれき撤去費用の寄付を募ったところ、
あっという間に5千万円を超えるお金が集まったようですが、
さて、今回はどうでしょうか?
私はまたかーという気持ちでいます。
再開発計画が既に始動している中での火災でした。
いずれ整然とした綺麗な市場に生まれ変わるのでしょうが、
雑然とした、レトロな雰囲気は失われるのは必定でしょう。
その時、客足はどうなるか興味があります。
小汚い店が儲けたので改築したら、お客が減った例は
沢山ありますから。
無残な焼け跡
現在の市場の入口
過っての賑わい
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一部営業していますが、シーンとして、音が無いと感じました。
8月の火災で、市場に隣接したレトロな映画館も類焼しました。
女性の館主が色々と企画して、頑張っていたのですが、惜しいことです。
館主は高倉健さんと交流があったそうで、健さんの遺品や手紙が
飾られていましたが、それもすべて焼失したのでしょう。
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こんなになってしまいました。
今回燃えた所。
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地元の大学の学生が運営するレトロなカフェーのような(?)店。
食べたり、お土産を買ったり…。
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以前はこんなでした。
以前写したものですが、一度火が出ればひとたまりもありませんね。
トタン屋根が消火の障害になったようです。
これも前に写したものですが、川に沿った店は火災を免れ、今もこんな
外観は残っています。
小倉の夜/永山こうじ 🎤旅彦
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