文庫化された村上春樹の「IQ84]を読み終わった。
話題になっているので1冊だけ買ってみて面白かったら図書館で借りようと・・。
順番待ちをしているうちに来年になってしまうので、6冊とも買う。
1984年から月が2つあるIQ84に迷いこんだ「青豆」と「天吾」の話が交互に語られる。
子どものころNHKの集金人である父親について歩かされた天吾と、「証人会」の布教に連れ回された青豆が同級生であり、20年後、人生がかさなっていく。
空気さなぎ・リトルピープルというキーワードの謎。
70年代の学生運動が破たんし、有機農業の集団として認知されていたグループが
閉鎖的宗教団体に突然変化していく謎など、どうなっていくんだろうと思って
最後まで読んでしまう。
論理的に考え過ぎてはだめなんだね。面白く読んだ。
今日はオットットが85歳・93歳の伯母のお伴で旅行に行っているが、
お役にたったんだろうか。
手をひいたり、荷物を持ったりするのにリュックじゃなきゃだめよ!と言ったが・・。
一人娘のいとこが付いてるから大丈夫だとは思うが・・。