自分では決断できない方。

我々、サムライ業は、依頼者の意向に即して業務を行います。
それが、法に反する場合は、変更を求めますが・・多くは意向通りの作業を行います。

さて、困った人もおられまして・・自分が「風俗営業」のご相談に来られたまではいいものの、一向に「やる！」「やらない！」の決断をしてくれません。
あれから1年8ヶ月・・まだ、決断出来ていない様です。
この方は、お店の管理者です。この10年近くお店を切り盛りしてきました。

そうこうしている内に、現在の営業者が廃業することになりました。
営業者さんの高齢化と相続人の不存在・・ということで廃業を決められました。

そうなると、先のご相談者は、お店で務めている法的根拠を失います。
その旨、お話ししても、後を引き継いで許可を取るのか決断しません！

ただ「廃業」は待ってくれ・・だけで、先の計画も何もないようです。
更に、ご自分では動こうとはしません。

泣きつかれると、何とかこの方の意向に沿った形で話を進めたいのですが、その意向も我々に判断させようとします。我々に、「やる！」「やらない！」の判断が出来る訳がありません。

結局は、このお店は「廃業」として処理し、この方には別のお店に移って頂くしかない様です。

総じて、「経営者」というのは「決断」を下す機関でもあり、これが出来ない人は「経営者」には向いていない！

・・という事になるのでしょう！

1年8ヶ月振り回された「風俗営業許可」も来月には終幕！となりそうです。