許可申請をためらう理由は?

2015-12-11 08:33:20 | Weblog
時折、風俗店が「無許可」営業で店長逮捕、というTVニュースを観ます。

何故、許可を取らないの?・・とお思いになる方がおられるでしょう。

さまざまな理由があります。

「商業地域」や「近隣商業地域」では、店舗の賃貸料が高いので禁止区域で営業してしまう!

風適法で規制されている接待の範囲を超えたサービスで集客を図りたい!  等々。

これらは、始めから「許可」申請を考えていない方々なので摘発も当然と言えば当然です。

しかし、他に「許可」の取得をためらう理由があります。取得にかかる費用ではありません。

理由:その1は、キャバクラ等の風俗営業は、原則として午前0時までが営業時間であること。
地域によっては午前1時まで。 「午前0時」は勿論、「午前1時」であっても、閉店時間が早すぎます
風俗営業店は、この時間から先が本当の営業です。その前にお店を閉めろ!・・と言うのは酷な話です。

法律を守って許可を取得したばかりに、営業時間に規制が入る・・いっその事「許可」は無視して長時間営業しよう!!
・・ということが考えられます。

理由:その2は、「許可」が下りるまでの「待機期間」が長すぎる!

風俗営業は、許可申請が受理されてから許可が下りるまで(途中に実査あり)「55日の」という長い

待機期間を覚悟しなければなりません。

この「55日」というのは、「55日」以内には許可を出しますよ!という意味ですが、約2ヶ月間、我慢しなければなりませんね。
2ヶ月分の家賃をドブにすてるような気分でしょう。客のいないお店を、2ヶ月間じっと眺めているだけです。

待ってられない!」・・・と言うことで、いっそ「許可」なしで営業してしまう!
・・・と言うことも大いに考えられる理由です。

せめて、営業時間を午前3時くらいに、待機期間を30日以内くらいに法例を改正して欲しいです。

いたずらに「無許可営業」を増やさない為、検討して下さい!



「原発禁止」になってしまった「通行禁止」の看板。(歌舞伎町にて)


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