風俗店だって困ってます!

2016-01-22 11:34:51 | Weblog
警察は、「民事不介入」の立場を貫きます。
根本的には、「民事事件」は司法・「刑事事件」は行政として考えられ、三権分立の構造があるのでしょう。
私は、警察法2条2項の拡大解釈・・とする説を採りますが。

さて、報道では、警察の「民事不介入」を、あたかも客側に「冷たい」態度としてとらえています。
これは、報道機関が「風俗店」は悪質だ!という意識が強いからだと思います。

本当にそうですか
確かに、「ボッタくり」は悪しき行為でしょうが、正当な料金請求でさえ「恐喝」と言う名目で支払いを免れようとする客もいるのです!

私の事務所にも、風俗の営業者さんが来られて、「何とか取り立てが出来ないか?」・・と相談されます。
我々、行政書士あたりでは、ご要望にお答え出来ませんね。
このようなご相談に応じる事を業務にしているサムライもおられる様ですが、弁護士法72条との関係をどのように処理されるのか分かりません。

結局は、弁護士さんのお世話になりたいのですが・・20万~30万円の売掛金の回収に10万~15万の弁護士費用を掛けても割があいません!

請求すれば「恐喝」だ!債権回収の違法な取立だ!・・と言われてしまい、法的手段に頼ると儲けがパァ~になる!
売掛金の不当な未払い・・詐欺にも匹敵するような債務不履行があるのに警察は「民事不介入」・・風俗店も困ったものです

マスコミも「風俗店いじめ」をしないで、未払い客の悪しき行為があることも報道してバランスを図って欲しいです。

逆に、全国の「風俗店」の店主さん、下目に見られない様に、法を護って営業して下さい!!



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