風俗営業の「許可」と深酒の「届出」は合体できない？

これまで、「風俗営業許可」と「深酒の届出」を述べて来ました。

前者は、原則として午前0時までが営業時間で、後者は、時間無制限の営業が可能・・というところから

「風俗営業」でも時間無制限で営業できないか？と考える方がおられます。

確かに、午前0時まででは、午後11時30分くらいに閉店準備を開始しなければならず、お仕事になりません！

中には、出来るだけ営業時間を多く取る工夫として「早朝キャバクラ」なるお店があります。

しかし、客足は夜の方が多いのではないでしょうか？

そこで、こんなご相談があります。

「風俗営業許可」と「深酒の届出」を合体して申請できないか？・・というご相談です。

これも、営業者さんのお気持ちは分かりますが、「合体はできません！」

つまり、「許可」という制度と「届出」という制度とは、それぞれの法的な趣旨が違うのです。

「水」と「油」の関係です。だから出来ないのです。

私としては、キャバクラを含めて「風適法」の法改正を強く切望します！

せめて午前3時まで・・できれば午前4時まで・・何とかお考え頂けないでしょうか？



靖国通りは昼でも賑わってます。