【黒ちゃん】だけが知っている【りん】の聖域・・・それに、触れていけない。【りん】のあの眼を忘れない・・・母の死。人形になっていたあの頃・・・。【大介】は【りん】【黒ちゃん】【美々ちゃん】の引率でお祭りに遊びに来ています。【大介】が優しいのは「仕事だから・・・」。信じすぎている・・・。【大介】も楽しみたいが仕事中。そこへ【りん】が1人で現れる。みんなとはぐれてしまったらしい・・・履き慣れない下駄で転びそうになる【りん】。それを受け止めるが・・・なんだ?これ・・・胸の膨らみを感じる【大介】だった。誤解で、事故で・・・何でもするから・・・。すもも飴を買う。いつまでも子供ではないのだ・・・すもも飴の赤い汁が浴衣に・・・血みたいに・・・まるで、初潮か・・・あるいは、喪失・・・?【りん】には、全てを見透かされているような感覚。「私のもの」。【りん】は走って行ってしまう・・・。すると【大介】は視線に気づく。キツネのお面をつけた【黒ちゃん】が立っていた。【りん】と【レイジ】のメールでのやり取り・・・まるで恋人みたい。本当のお兄ちゃんならこんなふうにしない。【美々ちゃん】の好きな人・・・それは【レイジ】。
黒ちゃんは警告する。これ以上あの子に近づくな・・・。【りん】の傷の理由を教える事はなかった。無理かも・・・。あなたは・・・あの子を愛せないからよ。【黒ちゃん】は【りん】を褒めていた。その可愛さに、ポニーテールに、浴衣に・・・だから、2度と自分を醜いなんて思うな。【大介】は、その「醜さ」を気づけるだろうか・・・。
黒ちゃんは警告する。これ以上あの子に近づくな・・・。【りん】の傷の理由を教える事はなかった。無理かも・・・。あなたは・・・あの子を愛せないからよ。【黒ちゃん】は【りん】を褒めていた。その可愛さに、ポニーテールに、浴衣に・・・だから、2度と自分を醜いなんて思うな。【大介】は、その「醜さ」を気づけるだろうか・・・。