森林地帯から、木がまばらに生える草原まで様々な環境に生息するが、都市部にも進出している。大声でさえずって縄張りを誇示するが、このさえずりが人間の笑い声に似ている。繁殖期は夏で、巣は木のうろに作る。通常、2~4つの白い卵を産む。繁殖に参加しない個体が、抱卵や給餌を手伝う。巣立ち後も、繁殖に参加しなかった個体が、天敵から若鳥を守ることが知られている。非繁殖期も家族で生活し、通常、一生涯をその土地で過ごす。寿命は20年前後。木の枝などに止まって獲物を探し、獲物を見つけると飛びかかり、大きなくちばしで獲物を捕える。日本のカワセミのように水に飛び込んで魚を捕食することは稀で、通常は地上で獲物を捕える。昆虫類からネズミ、ヘビに至るまで様々な小動物を捕食し、小鳥の巣を襲うこともある。
パプアオオサンショウクイWhite-bellied cuckooshrikeはそれはオーストラリア北部・東部、モルッカ、ニューギニア、ソロモン諸島などに分布する体長約28cmのサンショウクイ科アサクラサンショウクイ属の鳥で、オーストラリア北東部から東部にかけて分布する亜種。
インドネシア、ニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド、および南西太平洋の多くの島々に生息し、北のカロリン諸島から東のフランス領ポリネシアにわたり分布する。マリアナ諸島では留鳥でないが、渡りの途中に時々見られる。今は絶滅したマリアナガモ (Anas oustaleti) は、おそらく元は本種とマガモとの交雑に由来し、渡りの時に諸島に飛来し、そこに落ち着いたものである。全長54-61 cm。体部は暗色で、頭部は淡色であり、頭頂は暗色で、顔に縞をもつ。飛翔時には、緑色の翼鏡および淡色の翼下面を示す。羽毛は雌雄とも全体として似る。雄は雌よりも大きくなる傾向があり、また、いくつかの島での形態においては、全体を占めるものより小さく、より暗色である。
メジロに比べて、肩から腹にかけて灰色をまとっている。特に、背中側が灰色な点は日本のメジロと大きく異なる点。言うまでもなく、メジロは目の周り(アイリング)が白いことが語源だけどこのハイムネメジロは英名silver eyeという。
羽は光沢のある黒で白い筋が入る。背は黒い羽毛で覆われ、首の部分は黒色(♂)または茶色(♀)。嘴は鋭く尖っている。長い首が和名の語源となっている。潜水し魚類などを捕食する。羽毛は泳ぎやすく浸水しやすくなっており、水辺で羽を大きく広げ乾燥させている個体がしばしば観察される。足は全蹼の水かきを持つ。
オーストラリア北東部のヨーク岬半島に分布する。頭に尖った冠と巨大なオレンジ色の脚を持つ、灰褐色の大型鳥。熱帯雨林の林床に生息。この種は非常に大きな巣塚を作ります (非常に大きいため、まるで土塁のように見えます)。都会の公園や庭園でも見られます。大きな鳴き声にご注目ください。
澄んだ黄色い喉。マングローブ林やその近くの沿岸生息地によく見られる中型のミツスイ。背中は茶緑色で、下面は淡黄色で灰色の縞模様。くちばしは黒、喉は黄色、目の上には黒い斑点がある。マングローブミツスイよりもずっと黄色い。群れでいることが多く、群れの中ではかなり騒々しい。鳴き声は多岐にわたる。