総合の授業で、「野菜名人になろう」というのがありまして
自分達でまず「どの野菜を育てるか」から始まり
グループごとに畑に種を植え、どんな風にお世話をしたら良いのか
調べたり、プロに聞いたりしながらやっていました。
息子は最近まで「農家になりたい」と言っていたくらい
この分野は好きなので、初めからとても熱心に取り組んでいました。
二ヶ月以内で育ち、冬にできる野菜は何だろう、と調べ
息子のグループはチンゲンサイになりました。
他には、もやし、ラディッシュ、ベビーリーフなどがありました。
他のクラスには、また別の野菜もありました。
この授業の目的として、自分達で考え、決め、試行錯誤して学ぶ
というのがあるらしく、先生としては失敗してほしいと言っていました。
失敗から学んで欲しいから。
しかし、真面目で一生懸命な息子は「完璧にやらなくてはならない」と
気負っていて、一時は心が乱れるほどでした。
目当てが「野菜名人になろう」だから、名人にならなくてはいけない!と言っていました。
我が子ながら、かなり真面目。
目当てなんて、考えながら取り組む人いるんだーって
感心してしまいました。
そして、グループ活動あるある〜
やる人だけやって、やる気のない人はやらない。
やる気のある人にとっては、真面目にやらない人が嫌だし
やる気のない人にとっては、真面目な人が暑苦しくて面倒臭いという…。
ああ、見たことあるなあ…
私の家族は、全員、真面目で背負ってしまう側。
気持ちわかるう〜。
まあ、ここで一悶着ありまして、私が学校に電話する事態にもなって
大変だったんですけども。
無事に、チンゲンサイも育ってきたところで
冬休み目前となり、家に持ち帰ることになりました。
畑からチンゲンサイを抜いて、家のプランターで引き続き育てるんだって。
食べても良いと思うんだけどね。
朝顔を育てていた鉢に植え替えました。
立て札は、絵の上手な子が描いてくれて、畑に立てていたそう。
一株かと思いきや、今日は4株も持って帰ってきて
家に5株もチンゲンサイがあります。
絶対、大部分を息子が貰ったと思う。
これから育てて、収穫して、美味しく調理するまで
いい勉強かなと思います。
色々あったけれど、モヤシ工場の人に話を聞いたり
近隣の農家さんに、冬野菜の育て方などを聞けて
なかなか楽しく充実した授業になったようです。
昔はこんな授業なんてなかったので、面白いなと思いました。
けど先生にとっては、柔軟性を求められるので難しいと思うし、
指導する先生によって、充実度も変わってしまいそうな気もしますね。
色々と、私の子供時代とは変わっているんだなあって
子育てしているとわかって、面白いですよ。
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