女神になりたい主婦のブログ

虫の知らせ

たまに不思議なことってありますよね。

見えない力が働いているなあと思うこと。

ふと思い出したお話。


私の両親は宮城県の出身です。

ここからは、車で5〜6時間かかるでしょうか。

私は運転するのが嫌なので、新幹線に乗りますが
早くて便利な代わりに、運賃はかかります。

私の父は運転に慣れているのと、現地での移動を考えて
車で行くことが多かったかなと思います。

私が大人になってからは、祖父母のいる宮城県まで行くことは
とても少なくなりました。


12年前の12月
病気で入院していた祖父のお見舞いのために、新幹線で会いに行きました。

もうかなり弱っている様子でした。

私は、娘を初めて祖父に会わせることができて
良かったと思いました。

弱っていたものの、意識がハッキリとしていたときに
祖父と私の娘が手を繋いで、ニコニコしていたんです。

祖父は、初めてのひ孫に会えて、とても嬉しそうでした。

娘もまた、ひいおじいちゃんに会えた!と喜んでいました。

祖父はいつも、部屋に孫とひ孫の写真を飾って見ていたんですって。

ああ、会えて良かった。
唯一のひ孫に会わせてあげられたんだと思うとね…。


翌月の1月、祖父は亡くなりました。

お葬式のために、私達はまた大急ぎで新幹線で宮城へ行きました。

3月12日に、四十九日で納骨するということで
私の両親はまた宮城へ行く予定にしていました。

前日の3月11日は、忘れもしない東日本大震災のあった日です。

車で行くので、時間に余裕をもっておこうと
当初は前日に宮城に向かう予定でした。

でもね、なんでか
「やっぱり当日(12日)に行けば良いか」と考え直し

前日に行くのを止めたんです。

行くのに片道5時間かかるのにね。

そして、11日に起きた大震災。

当初の予定なら、車で移動中だったでしょう。

福島か宮城か、そのあたりにいたでしょう。

考えるとおそろしい…。

きっとね、見えない存在が助けてくれたんです。
両親は、そんなふうに捉えていました。


幸い、宮城県にいる親戚は皆、無事でした。

家がなくなった人も、倒壊してしまった人もいたので
その後、とても大変だったとは思いますが

不幸中の幸いというのかな、みんな無事でした。

私は、祖父を始めとしたご先祖様が助けてくれたと思っていますよ。


この出来事をおもいだしたのも、なんかのメッセージかな。

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