突然ですが、昨日の昭和の話で思い出しました。
1983年に放送されていたペットントンという特撮?ドラマを。
なんとHuluかAmazonプライムで、今も観られるそうです。
これは、当時子どもたちに大人気のドラマでした。
石ノ森章太郎さん原作だそうです。
ペットントンという緑色のきのこみたいな、カエルみたいな
謎の宇宙生物が主人公です。
当時、私は小学校低学年でして、周りはみんなこの放送を観ていて
大人気だったんですよ。
それでね、みんなペットントンの真似をしていたの。
しゃがんで、折り曲げた膝に体操服の裾をかぶせて
ぴょんぴょんと飛ぶんです。
私は体操服の裾が伸びるのは嫌だったし、ペットントンも特に好きではなく
真似するのは面白くも何ともなかったので、やりませんでした。
しかし、みんながみんな、これをやるもんで
担任の先生が「やめなさい」と頻繁に注意していました。
それでも聞かないで、ふざけちゃうのが子供。
度々、注意されてもやめないので、ある日、先生がブチギレました。
「そんなにペットントンをやりたいなら、気が済むまでやりなさい!」と。
いや、やりたくないですけど全然。(私の心の声)
そして、体育の時間、たっぷり一時間使って
延々とペットントンをさせられました。
体育館の中で、しゃがみ飛びでずっと往復させられんの。
私は体操服の裾が伸びるのが嫌なので(大事なので2回言います)
私だけは、膝に服をかぶせず、ウサギ跳びしてました。
ところで今は、ウサギ跳びって、すごく体に良くないからさせないらしいですね。
みんな、お通夜みたいにシーンと黙って、ひたすらぴょんぴょんさせられ
非常に嫌な空気で一時間を過ごしました。
そのおかげで、みんなやらなくなりました。
私ね、このお仕置きの仕方が大人気なくて、とても嫌でした。
しかも、私、そもそも注意されることやってないし。
先生には全員が同じことをしてる、という思い込みがあって
私のことなんて、目に入ってないんですよ。
まあ、無理ないかもしれませんね、クラスで一人だけやってないんだから。
先生は、ちゃんと子供を見ていないんだって思い知らされ
先生を信用できなくなりました。
あと、この時代は、連帯責任という仕打ちが当然のように行われていたんですね。
真面目な私は、大抵、巻き込まれる側でしてね。
本当に嫌でしたねえ。中学までは、そういうのがとても多かったです。
今も、多少はあるかもしれませんが、ペットントン一時間はないかなあ。
そんな、先生が絶対的な権力を持っていた時代を思い出しましたよ。
それにしても、私は昔から一人だけ違う行動を取っていたのだなと
あらためて認識するに至りました。
一人一人違うのよって、認められる時代になって良かったな。
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