私立高校へ通う場合も、無償化される!
とネットで騒がられており、反対する声をたくさん見ました。
まず反対している皆さん、無償化ってどれだけお金を出してもらえるのか
わかっているのかなあ
と思いました。
無償化って、無料で高校に通えるわけじゃないですよ。
出されるのは、授業料の分だけですから。
公立高校ですら、設備費とか修学旅行費とか
授業料とは別にかかります。
入学時には、制服やジャージなどの学用品も必須ですし
(これは公立中学と同じくらいの負担)
教科書を買うのはもちろんのこと、他には電子辞書を買ったり、パソコンを買ったりもします。
娘は県立高校ですが、修学旅行が海外ということもあって
おそらく他の学校よりも、積立金は多かったと思います。
それでも、年間で15万円くらいの負担だったので
(3年生になったら、もっと安くなった)
義務教育でもないのに、この金額で学校に行けるなんて
非常にありがたいと思いました。
我が家は、授業料無償の対象となる世帯なので
この程度で済みました。
ただし、体育館にはエアコンなし、35年経って初めてトイレの改修がされ
錆びた下駄箱は生徒が塗り直し
冬はエアコンをつけるのは禁止され、ストーブのみなので
窓際はとても寒いそうです。
お金ないんだから、仕方ないよね。
エアコンにかかる費用は、学校ではなく保護者負担なので
極力使わないようにしてるみたいです。
私立なら、きっととても快適できれいな校舎に、施設があるでしょう。
かわいい制服にはバリエーションがあって
鞄も靴も靴下も、全部学校指定のもの。
もちろん、その分お金がかかります。
それは授業料ではないから、保護者が出すお金。
入学金もあるし、海外の遠くの国に修学旅行に行くなら
それで数十万円かかりますね。
公立高校でかかる施設費等と比べたら、かなり高くなると思います。
私立高校無償化だ!やったー!って
入学したからって、その後、ちゃんとお金払える家庭じゃないと
通えないんですよね。
(年収500万円未満の世帯だと、かなり補助があるみたいなので、また話は違うと思います。)
来年度からは、世帯年収に関係なく、公立高校の授業料分は
みんなが無償となるそうです。
それは、良かったと思います。
そして更にその1年後、私立高校の授業料相当分を
世帯年収に関係なく、無償化するという話ですね。
私立高校へのハードルが下がるのは良いと思います。
ただ、それがあっても、公立に比べたらかなりお金がかかります。
収入の少ない世帯は、既にもう恩恵を受けられるようになっていますから
この変更によって喜ぶのは、中間層以上の人ですね。
ただ中間層だと、私立は自己負担がやっぱり多いので
公立が良いな〜って、なるんじゃないのかなあ?
我が家は、娘はもう大学生になりますので
息子が高校受験をする5年後ですね、考えるのは。
勉強したい子供が、好きな学校で勉強ができて
素晴らしい体験をさせてくれる学校で、3年間過ごせるのを
私も望んでいます。
私が子育てをしているこの十数年の間に
子育て支援は、かなり変わってきているので
また息子の受験の時には、何か変わるのかもしれません。
良い方向に変わっていくのを信じています。
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。