創作焼きとり 和や(なごや)
九州の新幹線の玄関口であり、日豊本線の分岐点でもある「小倉駅」を降りますと、「無法松の一生」で有名な祇園太鼓の像が目に入ります。
と言うのが新装なる前の小倉駅のうたい文句だったのですが、新しい小倉駅は出入り口が2階になったため、最初に目に入ってくるのがモノレールになりました。
その2階の乗降口を右手のほうに行き、エスカレータで降りて、小倉中央商店街に入ります。
以前は魚町銀天街と言う名前の商店街と記憶していたのですが…。
右手にアンチーク風の喫茶店を通り過ぎて一つ目の筋をまっすぐ歩きます。
左手に三八ラーメンの看板を見て、100m も行かないうちに「鳥町食堂街」の看板が右手にあるのが目に入ります。
間口が一間ほどの狭い小路ですが、両サイドに食堂が建ち並んでいます。
左側3軒目にお目当ての「和や(なごや)」があります。
創作焼とりと銘を打つだけに、普通の焼とり屋をイメージすると想像しにくくなります。
が、私にとってはおいしく感じる味の数々です。
このようなお店はコースで注文するのがよろしいでしょう。
あれこれ迷わなくても済むし、次はどんな創作ものが出てくるのか楽しみになります。
メニューを見ても焼とりの名前に凝っているというか、内容を重視しているというか、注文するのも楽しみです。
お店はコの字型のカウンターで10人程度が座ることができます。
2階には座敷があり、賑わっています。
ご夫婦らしき二人が仕切っていますが、焼き方などにこだわりのある指示をするのがご主人です。
焼とりの味もさることながら、いも焼酎にもこだわっています。
残念なことは、以前は「森伊蔵」がロックで500円、「伊佐美」が同様に500円で飲めたのですが、種々の理由から現在は他の焼酎に変わっていることです。
とは言え、私のような出張族は一人で入るのが常なので、特に湯豆腐やチゲ鍋が一人前から注文できる「和や(なごや)」のようなお店はうれしい限りです。
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