旅と花

夫婦の記念旅行と四季折々の花
そして、20年間の出張で覚えたおいしいお店の紹介

パリ旅行(その2)

2024-04-22 08:20:29 | 旅行

2007年5月20日(日)

時差ぼけのせいか何回か目を覚ましながら起床です。

パリ市内のお店は日曜日はほとんど休日だそうですが、予約をしておいたパリ市内半日観光を午前中、午後はヴェルサイユ宮殿観光のために出かけることにしました。

ホテルの朝食は日本と同じバイキング形式でしたが、チーズとハムはおいしくいただきました。

目玉焼きとオムレツの卵料理をシェフに注文することができることを知り、次の日からはフランス語で頼むことにしました。


サクレクール寺院

あいにくの小雨の中、ホテルから歩いて5分くらいのところにある集合の場所、「PARIS LOOK」に行きバスに乗り込みました。

バスを降りて見学できるのはモンマルトルの丘とエッフェル塔付近のみで、あとは車窓から眺めるだけで2時間のコースです。

この見学は、パリの地下鉄の切符10枚つきです。

このバスの中でも、パリ市内や見学場所での治安に関する注意事項を聞きながら、オペラ座・コンコルド広場・シャンゼリゼ大通・凱旋門・ザンジェルマンデフレ地区・カルチエラタン・ノートルダム寺院そしてルーブル&オルセー美術館界隈を回りました。

パリは基本的に公衆トイレが少ないのでタイミングよくお手洗いを済ませること。

観光地では色々押し売りが寄ってくるので、「Non,Merci」をはっきり言うこと、緊急時はカフェに入りカウンターでCafe を注文し、トイレに行くことを教わりました。

パリのトイレは100%近く地階にあります。

また、地階はー(マイナス)1階のことで、日本での1階はゼロ階に当たります。

エレベータを降りるときに間違えやすいのでご用心です。

東京タワーや名古屋のテレビ等の経験からエッフェル塔を考えていましたが、大きな間違いでした。

観光立国としてのポリシーをしっかりと汲み取ることができ、塔の色は目に優しい色を選定しているそうです。

さらに、シャゼリゼ大通りの約2キロメートルの間のマロニエの並木道はすばらしく、高さ10数メートルはあろうかというマロニエの木々は道路にはみ出ないように垂直に刈られ、大型観光バスが楽に通ることができます。

コンコルド広場から凱旋門までの道のりは凱旋門を見るための、凱旋門へ行くためのまっすぐの大通りでした。

シャンゼリゼ大通はルイヴィトン本店などの各種ブランド品の本店が立ち並んでいましたが、残念ながらパリ滞在中に立ち寄ることはありませんでした。

午後のヴェルサイユ宮殿までの集合までに時間が短いために、日本にいるときに下調べをしておいた「国虎屋」というお店でうどんを食べることにしました。

地図を頼りに何とか歩いてたどり着くことができ、日本の3倍くらいのお金を払って「かけうどん」を食べました。

そのまま歩いて近くの集合場所である「マイバス社」に行きました。

パリでの行動基準を教わったとおり、トイレを済ませてヴェルサイユ宮殿に向かいました。

ヴェルサイユ宮殿


ここでもお決まりの注意事項を聞きながら、40分くらいで到着しました。

日曜日ということで観光客も多く、一般の入場券を買うためには長蛇の列に並ばなくてはいけないそうですが、予約の団体客ということで別の入り口からすんなりと入場することができました。

耳にはイヤホンをして日本語のガイドによる説明を聞きながら約1時間で回ることができました。

2200LDKという広さで、おまけに一つ一つの部屋が非常に大きく、ルイ王朝の権勢がしのばれる建物でした。
庭園もすばらしく、手入れもきちんとされていて入場料を払えば入ることができるそうですが、今回のコースには入っていないとのことで残念な思いで宮殿を後にしました。

ヴェルサイユ宮殿庭園


それぞれの部屋には超特大の絵画や肖像が飾られ、天井にまでも絵が描かれていました。

入場するときは雨が上がっていましたが、出発するころにはまた小雨模様になっていました。

感動を胸に収めつつ、バスが迎えに来る免税店で地階にあるトイレを済ませ、店頭に飾ってあるブランド商品をウィンドーショッピングしました。

ヴェルサイユ宮殿を回っているときには英語・中国語・韓国語そしてもちろんフランス語の説明が聞こえていましたが、さすが国際観光立国のフランスを感じました。

いずれにしても案内板がフランス語しか書かれていないのは、フランスの気持ちがわかるようでもあり、観光立国らしくないようでもありました。

帰りは、あのダイアナ妃が自動車事故で亡くなった場所を通って マイバス社 に戻り、そこからパリの街を歩いてホテルまで帰りました。

この夜は、同じホテルを3連泊することにでホテルでディナーをいただけるツアーを選択していましたので、言葉で悪戦苦闘をした末にディナーを取りましたが、おいしいフランス料理を食べて夫婦二人大満足でした。

なかでも、ワインはとてもおいしく、フランスの味とコクを感じることができました。

 



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