昨晩は体調も回復してビアを美味しく飲める状態になり
夕方ひとりで一杯!
ふと部屋の片隅に目を向けると僕にキュートに微笑んでいる
女性を発見しました。
その女性は秋吉敏子というピアニストでした。
彼女は1956年に単独渡米してバークレー音楽院に入学し
現在に至るまでずっとジャズピアニストとして活躍されいます。
昨年、我が家では安いレコードプレーヤーを購入して
時々昔買った何枚かのレコードを取り出してきて聴いています。
僕を見つめていたのは1974年に彼女が出した「KOGUN(孤軍)」
というアルバムのジャッケトでした。
その当時、僕は大学の最終年で進路を決めなければいけない時期でした。
ミュージシャンになりたかったのですが、プロのなるには技術的にも未熟だった
ので普通のサラリーマンへの道を選んだのです。
これが僕のターニング・ポイントでした。
早30数年を過ぎた今ではタダのジャズ大好きオヤジとなっています。
僕の息子は来年卒業でまさに僕の1974年!
少なくとも息子は自分の夢に向かって邁進することを期待しています。
ふと部屋の片隅のジャッケトとの邂逅でした。