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「占領統治法」 と 「偽史和人伝」

2022年11月06日 | 歴史
 昔々、日本は「太平洋戦争」で負けました。しかし、それ以前から継続して戦っていた「大東亜戦争」には実質的に勝ったと言えます。それは、戦前には欧米の植民地であった殆どのアジアの地域が独立を果たし、「大東亜戦争」の主目的が達成されたからです。

 しかし、欧米に代わって「中国共産党」が支那大陸の全域(中原とその周辺の地域)を植民地どころか自国領にしてしまいました。未達の壮大な計画では、台湾と沖縄、朝鮮半島そしてモンゴル帝国の版図であったユーラシア大陸北部が残っています。

 「太平洋戦争」は、米国民主党の仕掛けにまんまと引っ掛かった帝国海軍と卑怯で残虐なアメリカ軍との戦いで、「戦争以外の方法」ですが負けるべくして負けたと言えます。一方「大東亜戦争」は、その多くを民間人の徴兵で組織された帝国陸軍と欧米侵略軍との戦いで、難なく勝っていたのですが、白人側に寝返った蒋介石軍によって苦戦を強いられました。

 日本は「汪兆銘政府」の後ろ盾になり支那大陸の安定を図ったのですが、ソ連が援助する共産党軍の度重なる謀略で、帝国陸軍のみならず蒋介石軍も一緒に泥沼に嵌まってしまいました。

 戦後間もなく、日本が占領統治中(Occupied Japan)にも拘わらず、国際法に違反する「占領統治法」が発布され、その趣旨の則った「偽史和人伝」が広まりました。

 「偽史和人伝」の主題は「日本のアジア侵略」で、知らぬ間に日本人が悪者になっていました。「偽史和人伝」の原作者は米国ですが、これをカネ儲けに利用できると考えた「特亜4ヶ国(日本も含む)」が学校の教科書にも引用した為に、洗脳被害者が大量に発生しその影響が今でも残っています。

 中には「日本の非道なアジア侵略に対する反省が不足している。」とか、「中国が攻めて来たら直ちに白旗を揚げて降伏すれば、被害者は出ない。」などと、日本人の残虐性に比べたら中国人は大人しく信頼できるかのように、本気で思っている人もいるようです。

 ところで、日本について書かれたとされる本家本元の「魏志倭人伝(三国志-魏書-第30巻烏丸鮮卑東夷伝-倭人条の略称)」には不明な所や明らかな間違いが含まれているそうです。

 「魏志倭人伝」では、韓(朝鮮半島)の西海岸は馬韓で、東海岸の北部に辰韓が在り、同じく東海岸の南部は弁韓であるとされています。そして、その弁韓と馬韓の南部は倭の領域と接しているとされていて、少なくとも「倭」は朝鮮半島の南部も統治していた事が書かれています。これは「任那日本府」の実在が書かれている日本の史書(日本書紀など)とも一致しているので間違いは無いのですが、問題なのは「半島南部の倭の領域から邪馬台国迄の行程」です。

 「魏志倭人伝」に書かれている里数や日数が正しいとすると、「邪馬台国」は日本列島を大きく飛び越えて、太平洋の海上になるそうです。これには色々な説が有って、「距離10倍説」から「邪馬台国(この場合は大和国ではない)非存在説」まで様々です。それでも、日本は戦前に太平洋西南部一帯を統治していた事を考えると「予言書」だったとも解釈できます。

 つまり、倭人の統治領域は、朝鮮半島南部から、大和の国(秘匿された日本列島)を経て、邪馬台国(太平洋西南部)までに至ると云う事です。「中原(支那大陸の支配者)」が、倭人による太平洋の統治を認めた「占領統治法」が「魏志倭人伝」だったと云う物語のオチでしたww


2 コメント

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Unknown (dankainogenki)
2022-11-07 10:13:41
真実は誤魔化せません。
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Unknown (yk-soft-85)
2022-11-07 16:27:25
dankaiさん、こんばんわ。

誤魔化された振りをして金儲けに奔る人もいるので、なかなか厄介です。
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