トラネコジャーナル

毎日楽しく、前向きに。
ねこ兄弟とアートを中心に
日々の新しい発見をつづる
トラネコの日記

絶品!瀬戸内国際芸術祭-1 直島

2010-10-23 | アート
ついに旅に出ました。
神戸に帰る以外で旅に出たのは2年振りです。
私的にはパニック障害もウツのボケっぷりとドンヨリ気分も
ずいぶんコントロールできたと自信になりました。
同行の頼れるオネエ様ナホさんのおかげでもあります。感謝!!

それにしても、瀬戸内国際芸術祭は絶品でした。
瀬戸内の穏やかで素朴な島々の風景にアートが溶け込み、
島の人々を巻き込み、私たちよそ者を抱き込みながら、
芸術祭は感動的に、有機的に機能していました。
ただ有名なアートが来ただけではなくて、だれでも皆が機能している。
ある人はチケットをちぎり、ある人はフェリーを案内し、ある人は
警備員として人々を守り、わたしたちも観客として、島に導かれ、
アートに触発されていく。

2泊3日ではとても見ることのできないボリューム。
もっと何度も行けばよかったと思いました。
もう10月31日、あと1週間で閉幕。
ありがとう、瀬戸内の島々とみなさん。瀬戸内国際芸術祭!!

さて、1日目は綿密に立てた妄想スケジュールどおり、直島に到着です。
草間弥生のかぼちゃさんがお出迎えです。
しかし、すごい人人人。メインの島ですもんね。

まずは宮島達男の門屋(家プロジェクト)。
築200年もの家を改造して、
家の中に水が貼ってあり、デジタルの数字が点滅しつづけるアート。


この方はデジタルの数字にいつもこだわり、その永遠性、時間の流れみたいなものを
感じさせてくれるアートです。


そしてお昼などを取りながら、
リー・ウーファン美術館へ。
安藤忠雄のうつくしい建物と一緒に鑑賞する贅沢な空間。
直島の穏やかな風景の中に永遠に静かな空間がひろがります。





次は地中美術館。時間を予約して行ったメインイベント。
外からは建物が見えない、これも安藤忠雄建築の徹底的なミニマリズムな建物。
安藤ファンの私としては、たまりません。
そこに贅沢に飾られた「モネの睡蓮」。あー、この空間はこの世の贅沢と言うのだな、と。

そして感動的だったのは、ジェームズ・タレル。
体感できるアートなのですが、
ブルーの空間に吸い込まれていくと、3次元の、無重力みたいな
重さを感じない空間に入っていくような感覚が味わえます。
ダイビングで海の中にいるようでした。涙。

その感動の合間に島の美しい風景が気持ちをほぐしてくれます。




ウォルター・デ・マリアの作品を鑑賞しつつ、時間切れ。
泊りは小豆島。小豆島行きの最終フェリーへ走ります(泣)

小豆島のホテル・オリビアン。想像以上の広大な敷地にあり、
想像以上にきちんとしたまじめなホテルでした(上から目線で失礼)
バイキングのゴハンも工夫が沢山でおいしかったし、
温泉もきれいで寛げるものでした。


さて、さて翌日は豊島に行くことに!

Comments (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旅に出るのだ! | TOP | 絶品!瀬戸内国際芸術祭-2 ... »
最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
おかえりなさ~い。 ()
2010-10-23 07:54:24
お疲れさまでした~~。
旅に出る話、読んでたのに、いってらっしゃ~い、のコメントもせずに、ごめんなさい。

楽しいひとときだったみたいで、ほんま、よかったです。
終わってから、疲れでるので、ゆっくりしてね~。

私も、どこかに行きたくなりました~。
返信する
ただいまー。 (トラネコ)
2010-10-24 21:51:24
里ちゃん
帰ってきたよー。
でも、思いっきりつかれて、
頭皮に神経痛のような痛みが走り、
病院行ってCTとってもらったり、バタバタ。
異常なしで、ホッとはしていますが、
何せ電気が頭を走る感じが、
なんとも気が休まりません。
まだまだでんなー。
でも、せとうち、楽しかったわー。
返信する

post a comment

Recent Entries | アート