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トラネコジャーナル

毎日楽しく、前向きに。
ねこ兄弟とアートを中心に
日々の新しい発見をつづる
トラネコの日記

唐招提寺展

2005-01-23 | アート
1200年前の鑑真和上が建てて以来、唐招提寺から門外不出だった
る舎那仏(ルシャナブツ)像と鑑真和上の坐像、
そして東山魁夷の襖絵を展示した唐招提寺展を、
東京国立博物館に見に行ってきました。

なかなか明快なコンセプトで、わかりにくい仏教の世界はさておき、
見せたいものだけ見せる!という割り切りのいい新しさのある展覧会でしたので、
国宝見ました的な重さがなく、楽しめました。

ルシャナブツさんは写真にある大きな仏像で、
そのなんとも深さと重みのある顔が印象的でした。

そして鑑真和上の坐像が、
涙ぐみたいくらい素敵で神々しく、心打たれたのでした。
それは私だけではなく、少し私の前を行く子供ですら、
この像を見て思わず拝んでましたから!

東山魁夷の幻想的な襖絵は想像以上の優美さと
日本の海のふすまの裏は鑑真和上の出身の中国の風景、
鑑真和上坐像のある部屋は鑑真和上の出身地の
おだやかな風景を描くなど、そのストーリー性にも見せられました。

行って損はないかも!東京国立博物館のホームページに
100円オフのチケット(自分でプリントアウトする)がありますよ。
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