私色の花

まだまだなんとか頑張って、私なりに咲いています。

一緒にいてね。

2017-06-30 23:03:46 | つぶやき




今日、母が入院した。
午後からずっと母の側にいた。
調子の良い時にはまだ笑って話ができる。

明日は仕事に行かなければ。明後日も。
終わったら直ぐに駆けつけて、
面会時間終了まで、ずっと一緒にいよう。

いつか急変する時は、できれば私のいる時に。
病室で、一人で逝かせたくない。
母の手を、握っていてあげたい。

私が行くまで、待っていてね。
最後は私と、一緒にいてね。
お母さん。



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梅ジュース。

2017-06-23 23:59:13 | つぶやき

今日も父と母に会いに行った。
今週からはずっとそうすることになった。

職場で梅ジュースの作り方を聞いた。
もう一度母に再確認。
まだ小さかった頃の暑い夏、
母の作った梅ジュースをいつも飲んでいた。
そんなことを、
今日職場で梅をもらって思い出した。

家に帰り梅を水につけた。明日作ろう。

母に聞いておかなければいけないことは、
もう無かったろうか。

一人になると涙腺が弱くなる。
色々なことを、あまり考えないようにしよう。



去年、咲き終わった苗を母にもらって庭に植えた。
根付いて咲いた今年のアジサイ。





ラブレター?

2017-06-19 22:02:28 | つぶやき




母は病状があまりおもわしくないので、
今週から家には帰らず、こちらの父のいる所で
一緒にゆっくり過ごすことにしたようだ。


◯◯様
貴女の力になれることが浮かびません。
せめてもと思い、本を送ります。
一つでも心に残る言葉があれば幸甚です。


先週、母の同級生の友人から
四冊の詩歌集が送られてきた。
その中の一冊にたぶんこっそり挟んであった手紙。
母より先に、私が見つけてしまった。

ラブレター・・・ともとれる。
いつも何かしら用事をつくっては、
しょっちゅう母に会いに来ていたものね。
学生時代、母のファンは多かったようだ。



用事を済ませた夕暮れ時の帰り道、
車を停めて、
沈む夕日を見ながら黄昏れてみた。
じゃなく、
黄昏れずにはいられなかった。




母の力になれることが浮かびません。
せめてもと思い、楽しい会話を送ります。明日から。
少しでも多く母が笑ってくれれば幸甚です。







思い出と、お土産と。

2017-06-13 11:52:08 | つぶやき

紫陽花の季節ですね。



先週 父と私が帰った翌日、母の希望により
兄は母を連れ二人でドライブに出掛けたらしい。
二人で古い町並みを歩いたり、
買い物を楽しんだり、
たいして美味しくもなく 店員も無愛想で、
注文した後調べたら「絶対入ってはいけない店」
なんてネットで評価されているラーメン屋さんで
食事をしてしまったりと、
なかなか楽しい一日だったらしい。ラーメン屋も含め。

今まで母と兄が
こんなふうに二人で出掛けるのは初めて。
まだ少しでも元気なうちに母は
兄との思い出を増やしたかったのかもしれない。
親孝行の息子と、二人きりで。
だけど、病気になったおかげで、母もそして兄も
こんな思い出をつくれたのかもしれないよね。


で、私へのお土産があった。
朴葉味噌と、小さな猫の置物。
兄の話しによると、母が
◯◯子(私の名前です)にそっくりだから買っていこう
としつこく言うので決まったらしい。




なんなんだ、このダラシない猫は (´・Д・)」
母から見た私はこんなもんか。

でも、よく横になってゴロゴロしているところや
右腕を枕にして眠ってしまうところなんかは、
なるほど私そのものかもしれない。

今の母が買ってくれた。という
大切な思い出の品になりそうです。


それから、
猫をひっくり返して裏の印字を見ると、
どうやら、以前から
我が家のキッチンのテーブルの上にいる
コイツらの仲間のようだニャー。








一番幸せな時?

2017-06-06 23:45:08 | つぶやき


昨日今日と一泊で、父を連れて実家に帰った。
高速も使って車で二時間程。
車中で、
父が老人ホームから実家に帰るのはいつぶりか?
という話になった。
よくよく考えてみると、
【私のお見合い相手とそのご両親との会食以来】
ということになり(笑)約五年ぶり。

父は、
私にどんなロクでもない事が起こった時でも
結局最終的には、
『良かったな』と言ってくれる。
『面白い人生だな』と言ってくれる。
今現在の私を『幸せだな』と言ってくれる。

父は今回の帰省で、心の霧が晴れたと言った。
自分の人生はこれで良かったんだと、
やっと思えたらしい。


最近、昔 祖父が父に言った言葉をよく思い出す。

『今が生涯で、一番幸せな時かもしれん』

時折、そんなふうなに思う瞬間が
今の私にもあるからなのかもしれない。

「生涯で、一番幸せな時かもしれない時」

の後には、
いったいどんな時が待っているのだろう。