NAECO/気がつけば二人旅(笑)

2011年4月5日から中国~インドを周遊♪

チベットの人々

2011-04-18 16:59:44 | 日記



チベタンの顔が大好きです。
まさに大地に生きる人々、太陽で肌がこんがり焼けていて、老人たちの深く刻まれた皺の一つ一つに神秘的な魅力を感じます。


お寺の周りを毎日、マニ車を回転させながら杖を突きながら歩く人々の後姿を見ると、言葉にならない感動を覚えます。


大学時代に見たドキュメンタリーで「死者の書」と題されたNHKの番組を先生に見せてもらったことがあります。


彼らにあるのは、祈りそのもの。

この世に生を受けたということは死に向かって生きていることを意味する死生観を持っています。

ある老人は、毎日ひたすら早く天国に逝けることを祈り続け、お寺に通うといってました。

ここでは、まだ年端もいかない小さな子供も大人が祈る姿を見て、見よう見まねで5体投地を行う姿もみます。


信じる心って本当に強いんだということを改めて感じる日々です。



また、その一方で。

チベタンの人たちにもグローバリゼーションの波が押し寄せていることを感じざるを得ないのが、日本のファッションブームです。


もう、化粧の一つをとってみても、日本化してる?
美容室も町のいたるところに見ますが、モデルたちの写真は日本のファッション雑誌そのものでした。


いやー、すごいぞ。
ほんとにかわいい子やおしゃれな子が多いです!






チベタンファミリー

2011-04-18 15:49:05 | 日記
チベットの家族



ラサ到着早々、非常にまずい状況にあることを知ったので、公的なドミトリーではなく、民宿に身を寄せることにしました。


これが、また最高に楽しかったです。
「タシデレ・ファミリーホテル」、チベタンの堅気なお父さんが経営しており、英語はまったく通じませんでした。


知っている限りの中国語を駆使して、一泊一人35元。3日目から30元に値切って1週間お世話になりました。


日本人を捜し歩いている道すがらに見つけたホテルでしたが、第一印象が本当によかった。

子供の笑い声が聞こえてきて、お父さんの態度も男らしく媚びないところが素敵でした。


雄太君と二人で相談して、25元で泊まっていたドミを離れてツインの部屋を貸してもらうことにしましたが、ロケーションも最高によかった!


とにかく静かで落ち着く場所にあって、ここに来てようやくリラックスできた様に思います。


これまでいろんな国でドミトリーに泊まった経験はありますが、チベットで最初に泊まったドミトリーはもう・・・

はっきり言って、マジで気が狂うかと思った・・。


たまたまでしょうが、中国人旅行者の団体(おそらく個々に旅行しているとは思いますが、とにかく中国人だらけ)の部屋に通されて、あまりのマナーの悪さに切れる寸前でした。


部屋でタバコをすうなと張り紙があってもおかまいなし。
吸ったら吸ったで、ごみは床の上。

挙句に、夜中まで馬鹿でかい声で喋りまくるし。

もー、我慢も限界に来て、二日目には一言「お願いだから、静かにして。」って言っちゃいました。


決して悪い子達ではないとは思いますが、周囲に気を配るエチケットに関して言えば、おそらく日本人が常識としている「相手を察する」とか「気持ちを汲む」といったことは通じないでしょう。


だから、言い続けるのもしんどいので、いいきっかけだったなと思います。


家族で経営しているこちらのホテルも、日が経つにつれて親しみを込めて接してくれるようになり、堅気なお父さんでさえ、下世話な話で盛り上がりを見せてくれるようになりました。

一人っ子政策が何のその、誰が誰の兄弟か分からないほど、訳分からないほどの大家族です。

雄太君は、完全に子供たちの理想のおもちゃと化して、私以上に家族に馴染んでいたような感じでした。

本当に楽しかった。


また、こんな風に迎えてくれる家族に出会えたら幸せです。





湯けむり温泉

2011-04-18 15:35:23 | 日記
湯けむり温泉


先日、行ってきた温泉旅行の様子を写真に収めました。

今の時期、温泉一泊旅行するチベタンがとても多いそうです。
みんな、頭にタオルを乗せている姿は、日本人とそっくりだなと思いました。

ゆっくりと心行くまで浸かりたかったのですが、標高が高すぎて無茶はできず・・・
ほんのつかの間ではありましたが、最高の時間になりました。


ザンメンは、チベタンヌードルのことだと思いますが、尼さんが切り盛りしているお店でお昼をいただきました。

見かけは、ぼろぼろでくたびれた雰囲気がありましたが、味は格別でした。
こんなに上品なお出汁だとは、本当に驚きでした。感動のあまり、尼さんと一緒に写真をとってもらうことにしました。

記念の一枚です☆