チベタンの顔が大好きです。
まさに大地に生きる人々、太陽で肌がこんがり焼けていて、老人たちの深く刻まれた皺の一つ一つに神秘的な魅力を感じます。
お寺の周りを毎日、マニ車を回転させながら杖を突きながら歩く人々の後姿を見ると、言葉にならない感動を覚えます。
大学時代に見たドキュメンタリーで「死者の書」と題されたNHKの番組を先生に見せてもらったことがあります。
彼らにあるのは、祈りそのもの。
この世に生を受けたということは死に向かって生きていることを意味する死生観を持っています。
ある老人は、毎日ひたすら早く天国に逝けることを祈り続け、お寺に通うといってました。
ここでは、まだ年端もいかない小さな子供も大人が祈る姿を見て、見よう見まねで5体投地を行う姿もみます。
信じる心って本当に強いんだということを改めて感じる日々です。
また、その一方で。
チベタンの人たちにもグローバリゼーションの波が押し寄せていることを感じざるを得ないのが、日本のファッションブームです。
もう、化粧の一つをとってみても、日本化してる?
美容室も町のいたるところに見ますが、モデルたちの写真は日本のファッション雑誌そのものでした。
いやー、すごいぞ。
ほんとにかわいい子やおしゃれな子が多いです!