ものすごく期待をして、導入される事を待っておりました。
初めての電動システムギア変速についてはものすごく感動した事を、昨日のように覚えております。
シマノさんやるなぁ~。
と
DURA ACE 7970 シリーズが出た時には、対応しているフレームが少なかったので、直ぐに外装で組んでみました。
電動シフトの時代をはっきり感じさせてくれました。
シフト操作がタッチするだけで完了するというのはシフト回数を増やして脚を溜められる&サテライトスイッチやスプリンタースイッチでどこでも変速できるという事が画期的でした。
ストレスフリーです。
ただし
シフトワイヤーシステムにつきましては7800シリーズの方がスムースでした。
ワイヤーがハンドルバーテープの中に隠れるのはすっきりして良かったのかもしれませんが、アップバーに腕を載せてシフトアウターを軽く握ってDHバーのように乗れるので7800ワイヤーシリーズはそれなりにいまでも好きです。
10速ですが。
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9000シリーズになって変速スピードや多段変速ができるようになり、おまけに11速化されて「宇宙一の変速システム」を簡単に超えられた気がします。
自分のフィーリングに合わせられる感じが◎でした。
そしてサテライトスイッチがなかったら骨折していた右手でツールド・おきなわ・本島1周サイクリングも走れなかったと思います。
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9070のおかげで、いい景色が拝めました。
さて、Di2の更なる進化したシンクロシフトへの期待感抜群でした。
4/1レースで使ってみました。
最高だぜ!
と思えるのかと思ったら全然そんな事はなく、シンクロしない方が良いんじゃないの?と確信に変わりました。
チェーンをアウターローに入れようとした瞬間、いきなりフロントがインナーに落ちてリアが2段くらい軽くなる。
上りでアウターローで踏ん張りたい場面、チェーンが落ちたように感じました。
チェーンがギアの上を滑る時間にしては1秒2秒の話なんでしょうけれども脱チェーンしたような感じに違和感は拭いきれませんでした。
激しいアップダウンのあるレースでは、多分こんな感じが命取りとなるでしょう。
シンクロシフトはツーリング用ですかね。
インナーを積極的に使いましょうよ的な。
多分レースをしない人には、良いのかもしれません。
期待感抜群でしたので、失望感も抜群でした。
スイッチ類が増えたのとシステムをiPhoneで調整できるところが売りですかね?
調整の選択肢が増えたけれど、私はシンクロシステムもう使わないかな。
自動車もマニュアル車が好きなもんですから。
自分の感覚とずれるものは効率が良くても気持ちよくない、と思いました。
明日?今日?元の多段シフトに戻します。
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