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この娘がいなかったら、多分、ロードサイクリング以外で走る事は、辞めていたかもしれません。
イベントに向けて、真剣に取り組んでくれる娘に感謝です。
本当に、神様からの贈り物だと思っています。
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この子は、アパート住まいの時に、お便所で破水したお母さんの中から頭が出てきてしまい、ものすごく焦って福岡助産院に軽自動車で上の子供２人と一緒に連れて行きました。
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夜中だったので信号はできるだけ合わせて、クラクションを鳴らして安全確認しながら法定速度＋α位のスピードで。
途中から、お母さんの内腿を触っていたそうです。
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助手席のシートは妊娠の羊水で濡れきっているのに、産声は上げていない。
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焦りまくりました。
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助産院に着くと入口で待機していた助産師、２人でこのまま取り上げよう、という事になり車の助手席で取り上げられました。
産声を上げ無いので、助産師さんが足を持って逆さまにしてお尻をペンペンした事を覚えております。
「ほぉぎゃぁ～、ほぉぎゃぁ～。」と鳴いてホットした事が思い出されます。
へその緒はどうしたのだか覚えておりませんが、車の中で適切な処理をしてくれていたのだと思います。
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その後障害が出ないか？とっても心配致しましたが、無事にスクスクと育ってくれました。
そんな娘が、２０数年を経て私を支えてくれています。
神様に感謝です。
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