オヤジと2人だけで話しました。
と言っても、親父からの言葉は出ず、目を虚ろに開けるだけでした。
「はぁ~、はぁ~」と呼吸が荒かったです。
直ぐに目を閉じてしまいましたが、「早く良くなって、おウチに帰ろうねぇ~。」
と言うと、手を弱々しく握り返してくれました。
↓

弱りきった、オヤジを見る事は大変辛かったです。
呼吸も荒かったのですが、言葉をかけている間に少し呼吸が落ち着いてきました。
元気だった頃のオヤジを覚えている俺にはかなり辛い風景でした。
レースと家族どちらが大事?
って、
俺は親父とお袋、がいなかったら俺は存在しません。
週末のレースはキャンセル致します。
予定を変更する事は、非常に心苦しいのですが、一生後悔する事になる事は避けたいと思います。
これから、毎日病院に通わないと自分自身が後悔すると思います。
取りあえずは後悔しないように親父に会いに毎日病院に通いたいと思います。
親父はチョット、介護のタイミングや対応が悪くて家に帰って、生涯を終える事はないと思います。
色々ありましたが、最後はきちんと見送ってあげたいと思います。
家で看取ってあげたかったと言うのが、母親&弟&俺の共通の認識だったのですが。
もう介護タクシーで、自宅まで動かすのも無理なようです。
残念ですが、生す術はないかな?
親父、ありがとうという気持ちでいっぱいです。