Fitteの倉本です。

OPERA

プロロードでも使用されたPINARELLO製のOPERAとはどんな風に生まれたのか?

OPERAは言うまでもなく総合芸術であるが、そこを目指したのか???

PINARELLOがDEDAと仲良くアルミやマグネシウムの開発に当たっていた頃、そのしがらみから、なかなかフルカーボンフレームの製作にかかわれないでいた。

しかしながら、カーボンフォークやカーボンバックなどは当時、世界最高の技術を持っていたと思われるTIME社の技術力を吸収すべく新たなデザインを起こしてOEM製作してもらう。

その後さらに別ブランドを起こすという奇策とも思われる行為によってしがらみを越え、TIME社の技術を吸収することによって出来上がったのがOPERA。

そのフルカーボンモデルが、レオナルドFP。

今回ご紹介するのはTIME製OEMから脱却してピナレロが初めてフルに製作した二代目LEONARDO FPです。
イリュス・バレアレス時代マンセボーがツール・ド・フランスの表彰台に上った事もある二代目レオナルドFPです。

なんという事でしょう、この時代にして既にオーバーサイズB.Bを採用していたことが素晴らしいです。

PINARELLOの先進性が伺えます。(でも時期尚早で受け入れられなかったので今はアダプターを使ってシマノやカンパのノーマルB.Bを使います。)

半端な価格では皆さんが納得いかないと思いますので、一切の利益なしでご提供しようかと思います。
51.5cmの、この一本限り、¥230,000でお願いします。(通販番組風)

発売当時は
「スプリンターの爆発的な脚力を受け止める46HM3K カーボンの圧倒的な剛性感、クライマーのペダリングトルクを余すことなく推進力に変えるM.O.st オーバーサイズボトムブラケット、そして、トルクを掛ければ掛けるだけ加速していく胸のすくような加速感など、すべてが高い次元でまとめ上げられたプロ用機材だ。
それでいて振動減衰特性は非常に優れており不快な路面からの振動や、身体への負担は最小限に留める。
46 トン/mm平方という非常に高い引っ張り強度に耐える、ハイモジュールグレードのユニディレクショナルカーボンを採用したこと、徹底したR&D により設計された機能的なデザイン、プロの実戦によるテストによりレオナルドFP は誕生した。」
と謳われました。

カタログ重量は990gとなっていますがもう少し重いです。
たぶん色を塗る前の重量だと思います。
どうしても表記重量で1キロを切りたかったのでしょう。
でも重い分安心して使えます。
耐久性があります。
FITTEの登録選手が何年も使っていますが壊れておりません。

当時の価格:497,700円が¥230,000いかがでしょうか。
展示品1本限りです。
弊社としては1mmの妥協も入っていない価格です。
2008年までは現役モデルでした。2009年にスーパーレオナルドが出てくるまでは、、、。

ちなみに対面販売のみ受け付けさせて頂きます。
(お電話でのお取り置きには対応させていただきます。)
追記
二代目レオナルドFP10月9日に売れちゃいました。お早い反応ありがとうございます。






こちらはFPになる前のアルミチェーンステーモデルで、踏んだときの反応の良さを狙った初代総長です。
ではなくて、初代LEONARDOです。
ここから現在に至るPINARELLOのカーボンフレームの歴史が始まったと言っても過言ではありません。
フォークとバックフォークはTIME社製です。(残念ながらバイブレーザーは入っておりませんが。)
メイン三角はイタリアメーカーのORIAが製作に一枚噛んでいたはずです。

発売当時の価格は¥501,900(税込み)もしました。
OEMで妥協のないもの(当時としては)を創るとしょうがないのかもしれないが高くて買えなかった人もいるのではないでしょうか?
今回は54サイズ1本限定でずばり!¥150,000でのご提供となります。(またまた通販番組風。)
追記
こちらも10/10に売れちゃいました。ありがとうございます。





こちらは、レオナルドFP の血を引くハイスピードロングディスタンスモデルです。
「フラッグシップモデル" レオナルドFP" と同じコンセプトでコンピューター解析によって設計されたフレーム構造を採用しながら、カーボン素材の引っ張り強度を46 トン/mm 平方から30 トン/mm平方に変更することにより快適性を向上させたモデル。
その特徴は、" レオナルドFP" が持つ抜群の高速巡航性と反応性を保ちながら振動吸収性をアップして、さらに一般ライダー向きに、長距離走行に対応させたところにある。
フラッグシップモデル" レオナルドFP" の血を引くハイスピード・ロングディスタンスモデル。それが“カノーヴァ・カーボン”だ。

設計・開発から製作に至るまで全てピナレロ社の技術スタッフが担当し、品質面についてもピナレロ社により保証されているオペラ。
この“カノーヴァ・カーボン”にも高レベルのピナレロテクノロジーがふんだんに盛り込まれている。
“OPUS”フルカーボンフロントフォークおよび“OPUS”CRS カーボンリアモノステーは、ピナレロの“ONDA”同等の性能を持ち、高速コーナリング、直進安定性、振動吸収性の全てにおいて最高の性能を発揮。
互換性を考慮しノーマルBB ユニットを使用可能なM.O.st オーバーサイズBBシェルは、BB 周りの大幅な剛性アップに寄与している。
採用されたカーボン素材"30HM12K" は見た目も大きな網目で他のフレームとは差別化されている。
すべての面においてハイスペックを採用しながら、コストパフォーマンスに優れたマシンに仕上がっている。」
と言われていました。

重量:1,150g(たぶん塗装前の小さいサイズを測っているんだと思う)
サイズ:55(180cmぐらいの人用)
カラー:ホワイト
価格:368,550円→¥150,000(フロントフォーク内側に小さい展示傷がございます。)こちらも1本限りのご提供となります。






こちらはダビデの彫像を思わせる造形美と機能性の両立をしたモデルとしてチョットだけ話題になりました。
「とにかく高レベルの剛性を求める競技志向が強いライダーにお勧めなのが、ハイドロフォーミングされたアルミチューブを採用したリアルレーシングモデルの" ジョルジオーネ" だ。
イタリアの彫像を思わせる躍動感あふれるハイドロフォーミングチューブの造形に加えて、その性能に定評がある"OPUSカーボンフォーク" & "OPUS CRS カーボンバック"、そして爆発的なペダリングパワーを効率よく推進力に変換する"M.O.st オーバーサイズボトムブラケット" を装備した実戦マシン。

" ハイドロフォーミング" とは、チューブ内部から液体による圧力をかけてアルミを変形させて成型する高度な加工技術で、従来法では不可能だった自由な造形が可能になった。
日本国内でよく行われるクローズドサーキットでのレースなどに適した通好みのレーシングマシンだ。」と言われていた。

要は、DOGMA FPのアルミバージョンだと思えば良いんじゃないか?と思います。
TIME製のOEMフォークだけで10万円の価値がある。
TIME製のOEMカーボンバックだけでさらに10万円の価値がある。
私は本気でそう思っている。
剛性はあるがフォークとバックのおかげで乗り心地はハードではない。

サイズ:55
重量:少し重いがレースするには問題がない。
カラー:ブルー
価格:354,900円→¥150,000(これも一台限りです。)



ただ価格だけで買うのではなくそのものの歴史を含めた買っていただきたい。
I LOVE ROAD RACER.

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