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ホイールバックとホイールカバー付き
前輪
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703.0g
後輪
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868.4g
今回は、Vision の METORON 40 SL についてのお話です。
税込定価¥257,040⇒Fitte価格¥202,000(税込)
前後リムテープ付きで1571.4gでした。
カタログ重量は1,490gですので5%ちょっと重い感じ。
MAVICはカタログの末尾に小さくカタログ重量には±10%の誤差を含みますと明記してあります。
5%は誤差の範囲なのでしょうか?
人により考え方は違います。
ここまでは普通のブログです。
誤差は5%ありましたが、カンパニョーロのBORAの2倍の精度を誇ります。
それもその筈。
元カンパニョーロのイタリア人の熟練工が組んでいますから。
ルーマニアに行かなかった人たちが自分の技術を売りにして誇りを持ってVisionのホイールを組んでいます。
設計者もおそらく同じようにイタリア人の熟練設計者が設計したものだと思われます。
組みやすく、調整しやすく、しかも強くて、精度が良い。
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リアのスポークは「2:1 ratio]です。
つまり普通のホイールに見えますがカンパニョーロのG3と同じ思想です。
スポーク間隔が均一なので縦ブレが極端に少ないです。
ここは本当にカンパニョーロが0.4mmだとすると0.2mmに収まっています。
横方向も同じです。
ちょっと手を加えれば0.1mmチョットに収まります。
センターは全く調整いらずです。
ただ、シールドベアリングですが、軽さを強調する為か、それともクイックレリースを締めた時にちょうど良くなるように調整しているのか、極わずかな細かいガタはありました。
簡単に調整できるのですけれど、こんなところにもカンパの良いとこ取りを感じました。
リム面は初めからAC3と同じように回転時のブレーキングの排水性を考えてディンプル加工がなされております。
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さて、ここまでは外見で分かる事
お次は
フリーボディーです。
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爪は3個でカンパと同じですが、1個1個に板バネ(スプリング)が入っていて、1個が壊れてもフリーボディーがフリーの状態ときちんと噛み込んだ状態をキープできます。
おそらく2個折れても大丈夫なほど、クリアランスが少ないです。
カンパニョーロのスプリングは1個で3つの爪を抑えているのでこれは大きな進化なのではないかなと思います。
つまり1個のスプリングが折れたらおしまいのカンパニョーロとは違うってなところでしょうか。
LOOKのペダルを作っていた技術者がより良いものを作ろうとTIMEペダルを開発したような、、、。
カップ&コーン式だとものすごく汚れる部分もシールドベアリングになっています。
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カンパはここのベアリングとカップ&コーンの摩耗が激しいのです。
最近はスポークが擦れて色落ちがするとか、なんとか、組みやすいから、などの理由からクロス組も本当にクロスしていない事が多いです。
下から出たスポークが上へ、上から出たスポークが下へ結線の必要がないくらいにしっかりと編み込まれています。
右端をご参照下さい。
見え難いですが、、、。
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スポークの色落ちの原因になるかもしれませんが、剛性が上がることは歓迎いたします。
フリーボディーの反対側はこんな感じです。
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ベアリングの交換もしやすそうです。
フリーボディーの写真をパチリとな
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分かる人にはわかるかも知れないけれども外見ではわからないので防備録。
リムテープはこんな感じで上手く外さないと再利用が難し感じの硬めの素材です。
外してみました。
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組み付け方向の矢印が見えました。
ドリルで穴を開けただけではないような気がします。
それほど綺麗なスポークホール&バルブホールです。⇒凄いことです。
ENVEと同じように穴まで整形しているのだとしたら驚異的なお値段です。
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そこまでしているかどうか不明ですが仕上げの良さを考えると爆安です!
リムの繋ぎ目が見えません。
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仕上げの良さは今まで見てきた(触ってきた)中では一番だと思います。
重量はちょっと重いですがブレーキ面25.5mmのリム形状は真ん中が太くて27mmあります。
エアロ効果は普通の50mmを凌駕すると思われます。
40mmハイトには48mmバルブの組み合わせがオシャレです。
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明日から乗ってのインプレッションをしたいと思います。
使いたいタイヤがまだ入荷してこなかったので、MADE IN CHINA のコンチネンタルを嵌めてみました。
タイヤで殺されちゃう性能と殺されない性能を時差攻撃でインプレッション致します。
作り込の良さでは買っても間違いないホイールであると思いますが(だからこそ買いました)、乗ってどうなのかをしっかりお伝えしたいと思います。
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