自分だけのTシャツが作りたくて、挑戦してみました。
しかしこれがものすごく高くて3万円以上もするんです。高級なTシャツが買える値段です。
何の変哲もないヘインズの白Tを準備します。
ただヨレヨレになると悲しいので、6オンスの厚手のものを買いました。普通の下着売り場のは薄いので注意です。
デザインですが私はjazzが好きなので、jazzのレコードジャケットを着たいのですが、商用目的ではないので、お借りしてデザインしてみました。ルー ドナルドソンとクリフォード ブラウンです。分かる人にはわかるんですが、jazzに興味のない人には全くわかりませんね。失礼しました。
それをTシャツくんという特殊なスクリーンに焼き付けます。Tシャツくんはセットで販売されている昔懐かしい昭和時代の年賀状作りで家庭にあったプリントごっこを大きくしたものです。
アート的にいうとシルクスクリーンを手軽にできるように工夫されたキットですね。
しかしこれがものすごく高くて3万円以上もするんです。高級なTシャツが買える値段です。
そこで
私は、スクリーンだけを購入しました。5枚入って1650円でした。
その仕組みは、メッシュ生地に紫外線が当たると固まる特殊な塗料が塗ってあり、原稿を感光させて光の当たった部分だけ固め、そのほかを水で洗い流して原稿を作るというプリントゴッコと似ている仕組みなのです。
さて、セットを買わずにうまくいくのでしょうか?原稿を作ったら次に枠を作りました。私はシナベニアを切り抜いて作りました。
この辺は図工の先生なのでお手のものです。ベニアは水に弱いので水性のウレタン塗装をしておきました。
そしてパソコンで原稿を透明シートに印刷していよいよ感光です
水で洗い流すと光の当たらなかった塗料が溶けて形が浮かび上がりました。しかしよく見ると小さなポツポツが空いていたので木工ボンドで穴を塞ぎました。
そしていよいよ印刷
アクリル絵の具に粘り気を出すメディウムを混ぜて、にじまないように調整です。
Tシャツにセットして、おっと裏側に絵具が行かないようにTシャツの中にシナベニアを入れてセット完了です!
じゃーん
背中と袖にも
2枚、別なデザインで作りました。
出来上がりました。我ながらうまくいきました。これで大好きなルー ドナルドソンを身につけてこの夏は出かけられそうです。
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