でも、それって本来の響きではなくて、皮膜で覆う分管体の振動が抑えられてるってわけ。
別な捉え方をするとソフトな響きになると思うんだけど、それはそれで吹奏楽のようなハーモニーを大切にする音楽ではよろしいかと思うんですよ。
しかし、私個人的には、もっと遠くまで響くようなラッパの音が好みなわけです。そこで、トランペットのアンラッカー化プロジェクトを開始しました。新型コロナ対策でどこにも出かけられないし、今年度の美術展は軒並み中止だし。
ジャーン!今回登場のラッパ君は、なんと赤ベル君です。ヤマハのYTR 333という昔の赤ベル君です。このラッパはベルが真鍮ではなくて銅で出来ているんです。ブロンズですね。
かなり状態は悪いのですが、私の気まぐれな好奇心にお付き合いいただくにはお手頃のラッパ君です。失敗しても痛手少ないですね。
まずは分解してクリーニング。
チューニング感が抜けない。
そんなときは木槌で優しく叩きながら引っ張ると、、、はい取れました。
さて、今日はここまで。明日はいよいよ薬剤でラッカーを剥がします。
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