のびのびのぶログ

水彩画や好きな音楽について語ります。なんでも伸び伸びと書いていきます。でも忙しくて更新が延び延びになるかも。

ソーシャルスキル教育勉強会

2018年02月02日 22時22分04秒 | 日記
自分の主張ばかりで、相手の気持ちを考えない言動しか出来ない子どもが増えています。そうかと思えば、きちんと自己主張が出来ず、相手のいいなりになる子どもも増えています。これらは、どちらも望ましい姿ではありません。
「ねえ、ねえ、こんな子どたち増えているよね。」「子どもばかりか、親もそうだよね。」
「でも、今の三十代の親って私たちが教えて来た子ども達だよね。」
「何とか、正しい自己主張のスキルを身につけさせなくちゃ。」
こんな会話から、本日の勉強会は始まりました。夜公民館の一室をお借りして昔の同僚と勉強会を開いています。今日はその日でした。
特別支援学級の子どもには絵をつかった指導の有効性が確認されています。
そこで、私の出番となりました。今日は私が描いた絵コンテをもとに改善点や今後の方針について話し合いました。また、アサーション・トレーニングについても学習しました。アサーションとは「自己主張」を意味します。
例)太郎くんと次郎くんは帰宅後公園で遊ぶ約束をしました。でも、次郎くんはとうとうその日来ませんでした。次の日太郎くんはどうする?
A 何でこなかったんだよ。昨日はずっと待っていたんだぞ!と怒りをぶつける。
B 友達を失いたくないので、我慢して何も言わない。
AもBも正しい自己主張ではありません。「自分の気持ちも相手の気持ちも大切にする言い方があるはずです。」それを学ぶのがアサーション・トレーニングです。
例えば、「昨日実はずっと待っていたんだ。でもこないから、諦めて家に帰ったんだけど、何かあったのかなあって心配したよ。」「ごめん。ごめん。実は、急にお母さんに買い物頼まれちゃったんだ。お母さんいつも帰りが遅いから、断れなくて。」……こんなやりとりができない子どもが多いのです。できないのならだれかが教えてやらなくてはいけません。それを教えるのに絵本が有効なのです。


オリジナルキャラクター




試作絵コンテ

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