のびのびのぶログ

水彩画や好きな音楽について語ります。なんでも伸び伸びと書いていきます。でも忙しくて更新が延び延びになるかも。

わたしの実家物語 その1

2017年12月10日 02時06分40秒 | 日記
実家のリフォームは順調に進んでいます。
 

 この機に我が家の歴史を記録しておく。私は両親が仕事が忙しくて祖母やお弟子さんに面倒を見てもらって育った。従ってよく昔の話を祖母から聞いて育った。
 私の実家は、美容院を営んでいた。しかし明治時代は、石川町で一番の和菓子店だった。と、よく祖母から聞かされた。どら焼き屋きんつばを作る様子を祖母は私によく話してくれた。時は明治。新潟からやってきた曾祖父は、一代で財をなし、嫁をもらって、祖母を産んだが、実の曽祖母は産後の肥立ちが悪くわずか19歳で亡くなってしまった。曾祖父は、その後、後妻をもらって、子をもうけたが、祖母は、後妻からいじめられ、他の兄弟から差別されながら育ったという。見かねた曾祖父は祖母を女学校を卒業後、水戸に髪結いの修行に出した。祖母はその後大正文化の波に乗り、東京の山野美容学校に入学し、最先端の美容を学んで、石川町に帰郷し美容院を開業した。当時石川町には、裏町という歓楽街があり、芸者さんがたくさんいた。祖母の美容院は繁盛し、住み込みの弟子が何人もいた。祖母は、畳職人の祖父と結婚し6人の子を授かった。

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