あそびのくに

何年ぶりだろう。久しぶりの阿蘇。

台風の風も吹き始めた、１２日。

何も好き好んで、こんな天候の中、阿蘇にキャンプしに行くバカもいないね。
と、笑いながらも、現地に到着すると、

そんなこたぁー関係ないのだ。こちとら、命がけで遊ぶのだ。サバイバルこそが最高の遊びさ。

みたいな、勇者たちがウジャウジャ。




到着と同時に、風も徐々に強まり、

「いやー、昨日の夜はもっとすごくてさぁ、ティピの柱を７人がかりで引っ張ったり、もー大変だったよー」

などと、勇者ぶりを披露するつわものたち。

多くの出店者が、店を畳んで、災害対策に明け暮れるも、相変わらずテントを張り続ける人、
果敢に雨風の中出店を続ける人、ほんと様々。

子どもたちは、雨が降る前に大きな竹ジャングルで遊ぶ。


久しぶりに再開する友人たちに、近況などをシェアしあいつつ、時間は夜の闇へ。

相変わらずの風と、雨も降り始める。

私らは、しっかり仕事に使っている合羽を装備して、ずぶ濡れ対策は万全。

子どもたちは、不思議と早い時間に眠くなったと言って、車の中で就寝。


久しぶりにダダチャイルドのライブ。

こんな台風の中でも、ロクロウさんの相変わらずのロックンロールっぷりと、最新のVJコクピットを裏から拝見して、すごいことなっとるな。
と唖然としつつ、お客さんも部屋にギュウギュウのアツアツ。

なんだか、こんな大変な天気の中、みんな命がけで、今ココを楽しんでいるなーとか、なんかジーンと涙出そうに。


そして、今はサバイバル状態でも、ネットが大活躍の時代。

米軍情報では、台風はすでに温帯低気圧になったらしい。


（米軍情報までも入手できるのか・・・）

ま、確かに雨風、なんとなく弱まっている気も。

会場では、このサバイブな状況で仲間と過ごしている
妙な家族的友情が芽生えていたりしているわけで。

会場の外からは、「危険だから、参加を取りやめます」なんて話もあったりすると、
この現地との温度差はなんだろう。と、不思議な気持ちになったり。

こういう祭りを何度も体験している人は、本当に災害にあった時、臨機応変に対応できる能力が備わっているので、
なんだかんだと、避難グッズをそろえるよりもはるかに生き残る率が高いんじゃないかと思う。

特に大きな被害があることなく、無事過ごせたから言えることかもしれないけど、
たまに、こういうサバイバルな状況を経験しておくのは、これから何が起きるかわからない時代を生きる我々にとっては
必要なことではないかと思う。


さらに、深夜、三宅洋平君のライブは超満員で、外からは何も見えない。話もほとんど聞こえない。

ライブ後、大きなティピの中でトークセッション。


アソビノクニ国王そんくんが、１０年続けたアソビノクニを卒業して、国王から市議に成り下がるという重大発表。

アソビノクニは、セッション中に新たな国王が立候補してくれたので、継承されることになるらしい。

トークセッション中、宮崎市議に立候補します宣言が飛び出たり、

三宅洋平君からは、去年の参議院選以降の動き、変化、いろいろ面白い話が聞けた。

オバマ大統領の選挙の話も面白かった。

来年４月は統一地方選挙。
洋平君の選挙フェスは本当に楽しくて、新しい選挙の形だったけど、
地方には地方にあったそれぞれのやり方があると思うから、みんなで色々試行錯誤、楽しみながら繋がりながら、
私らの時代を創っていきたいもんですね。

佐賀もこれから面白い事仕掛けていきますよ～。


帰り道、写真には撮れなかったけど、大きな虹が出ていたよ。

おつかレインボー！ありがとうアソビノクニ。