#164 年収の壁その1 103万円の壁 所得控除のデメリット

2024年12月08日 | 日記

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<今回のトークメモ>

 

103万円の壁

 

基礎控除額48万円+給与所得控除55万円(~195万円まで6段階)

合わせて103万円の所得が控除されている

 

103万円を超えた部分の所得に額によって変わる累進税率がかけられる

 

所得が大きくなると、このほかにもいろいろな控除がある

 

103万の控除額を、178万円へ

75万円の控除額拡大

 

この75万円の内訳をどうするか?

 

仮に、それぞれ同じ比率で額を引き上げると・・・

基礎控除48万→83万(35万増額)

給与控除55万→95万(40万増額)

 

所得の大きい人の、給与所得控除最高額195万円は、以前よりも減額されて

高額所得者ほど税負担は大きくされている

 

この背景を考えると、基礎控除は全員一律引き上げたとしても、

給与所得控除の額は、高額所得分に関しては引き上げはないのではないか?

 

基礎控除について考えてみる

 

所得の少ない人

 累進税率の最低税率は5%

 35万円の控除額×5% 約2万円くらいの減税

 

所得の多い人

 累進税率の最高税率は45%

 35万円の控除額×25% 約16万円くらいの減税

 

所得の多い人ほど得をする

そこで、

基礎控除を48万円のまま、給与所得控除額を上げる?

 

そうなると、自営業者には不公平

 

基礎控除をある程度上げるのが全体への公平感からすると妥当?

 

性別役割分担の考え方

 

他の国の方法

 

0税率

税額控除




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編集後記***

収録時点では、頭の中で???となりながら、なんとなく分かったような分からないような感じで聞いてたんですが、その後頭の中で繰り返し考えて、やっと納得した自分です(笑)

「基礎控除」と言われると、なんとなく全員平等に控除されているイメージが強くて、基礎控除額が上がると、税額としては収入の多い人ほど減税になるということまで理解できてませんでした

低所得者に対して、税を控除する仕組みは、「所得控除」以外にも
・所得税率を0%からスタートして累進税率に上げて行く方法
・一定までの税額に対して、税額そのものを控除する方法

があるそうです。
効果的に同じように見えても、やり方はいろいろあるんだなぁ!と税のしくみも面白いと思いました。

国には、通貨発行権があるので「じゃあ、無税国家でいいじゃない!」みたいな話も出てくるのですが、水が流れるために出口が必要なのと同じで、お金も、流れるために出口が必要。

どういう仕組みで税を納めてもらうか=どのような国を作っていくか? 

ということに直結しているんだなぁと感じました


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