10%HUMAN #本の記録

2023年07月07日 | 日記

サイエントークというポッドキャストでメタジェンセラピューティクス株式会社という腸内細菌の研究から医療や、薬を開発している会社の方がゲストの回があってすごく面白かったです。

https://scientalkclub.wixsite.com/scientalk/post/メタジェンセラピューティクスとのコラボ回が公開!【腸内細菌と医療】

あなたの体は9割が細菌」アランナ・コリン 著

以前から気になっていて、読んでみようかな。
と思っていたら、BIG FAMILY FARMのフライヤーをデザインしてくれた あらたま◎農藝舎 根津氏と不思議なご縁で久しぶりに連絡を取ることがあり、その電話で微生物・細菌についての話をかなり詳しく解説いただき、推薦本の中にも、この一冊がありました。

他にも何かにつけて、細菌に関連する話を見ることが多く、

さいきん って入力すると、細菌って変換されてしまうくらい、最近、細菌です。

操られているのか・・・

それで早速本を借りようと、図書館に立ち寄ると、なんと図書館古本市(とはいわないけど、そういうやつ)をやっており。

去年も随分、茶の湯関係や、イギリス産業革命関係などなど、クリスマスプレゼントを買い込むアニメでよく見るあの感じ、前が見えないくらいに積み上げた一抱えの本をもらって帰った記憶も新しく。

そのすべてを、いまだ読めていないことを想えば、よせばいいのに、また再び一抱えの本をもらってきてしまい。

その中にも

「昆虫を操るバクテリア」石川統・著

という1冊があります。装丁も美しい。

シリーズ【共生の生態学】

というシリーズ名にもキュンとくる。

ほかにどのような本があるのか。

そのようなことも気になりつつ、話は戻りますが、10%HUMANです。

これは、多くの方に読んでいただきたい。

特にこれからお子を産もう、産みたいと思う方におススメしたい。

地球暦の杉山開知氏が、「人間の脳ほどすごいスーパーコンピューターはないよ!」なんてことを言っていましたが、脳だけでなく、体全体が本当によくできている。

腸内には、100兆個もの細菌が住んでいるらしく、その腸内細菌のバランス次第で、痩せたり太ったり、病気になったり、治ったりするだけでなく、心の状態も変わるのだとか。

子供は、産道を通りながら母親から外界で生きていくのに必要な微生物群をもらいながら生まれてくるそうです。

そして、母乳からも。きっと乳首の周りからももらっているんだろう。

母乳には、必要な免疫が入っていて、母乳飲んどけば病気にならんから。と聞いていましたけど、細菌も入ってたんですね。

私、あんまり母乳出なかったので、一日中ちゅうちゅう、本当に朝から夜まで、ちゅうちゅうしていて。

初の子育て1か月の頃には、これが育児ノイローゼというものだろうか、というほど辛い気分も経験しましたけれども、先輩たちから、寝っ転がって授乳する方法を教えてもらったりして、楽に子育てする技も覚えましたね。

そうやって、母乳育児やったおかげか、二人とも今のところ健康トラブルもなく、健やかに育っております。

いろいろと事情があって、帝王切開したり、母乳があげられなかったりということもあると思うので、これじゃなきゃだめだぞ!というつもりはありませんし、私自身は双子で、通常分娩ができなかったらしく帝王切開で生まれ、双子の兄との母乳戦争に負けて、割とミルクを飲まされていたらしいということも聞いておりますが、今は健康に過ごしておりますので、全然問題はないのですけれども、頭の片隅に、可能であれば昔ながらに、自然に生んで、自然に育てると、めっちゃ楽よ。ということも覚えておくとよいのかもと思います。

自閉症も、生後すぐに抗生物質を多用したことが原因するかも。という話が本の中に出てきますので、参考になるのではないかと思います。

ミクロの世界 不思議ですね

まだまだ自分の体なのに、知らないことたくさんありますね。

細菌の名前とか、研究者の名前もたくさん出てきて、ちょっと難しい部分もありますけれど、

著者のアランナ・コリンさんの物語調の文体も、小説を読んでいるようで面白かったです。


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