秋の深まり

月が見し我はいずくに迷いしか

 

 

浮きて舞う桜に依りて君に会う

浮きて舞う桜に依りて君に会う


昨日は近所のお花見に。
延々続く桜道を下がり、ふと見上げると桜の花がふわっと浮き上がり、天女の長い衣が舞っているような。
つられて気持ちも舞い上がり、今は姿の見えない母と会っているような気になりました。

秋の空とカラス

秋天や烏は屋根で案内(あない)待ち愛しき方らへ迷わぬように


母の病室の窓から見える緩和棟の屋根にとまるカラスを見て・・
人間の都合で山に食べ物がなくなり、しかたなく町に出てきて人間からは害獣扱い。。
そんな動物の多いこと。。
そして、そのことに何の痛みも感じない人達の多いこと。。

縁風 (えにしかぜ)

縁風追えぬ想いをすすきが唱う




“えにしかぜ”と読んでもよいかな・・
すすきの合唱・・
５・７・７なので俳句にはならないかも・・

秋の空

他の井戸の底で争う無意味さや 秋空見上げ思いを放つ

炎天や穢れた欲に地の呻き

炎天や穢れた欲に地の呻き

翁長知事ご逝去

願わくは無想となりてアカバナの階登り給えや君よ

それは私

波は私を祝福してくれているか
波は私の何なのか
波は私の一部
波は私
私は波

風は私を祝福してくれているか
風は私の何なのか
風は私の一部
風は私
私は風

木は私を祝福してくれているか
木は私の何なのか
木は私の一部
木は私
私は木

それは私を祝福してくれているか
それは私の何なのか
それは私の一部
それは私
私はそれ

津々といのち去来す溽暑かな

津々といのち去来す溽暑かな

あなたへ

君のなかの君へ
私のなかの私から
ご挨拶申し上げます

どうすれば
内なる自分に気付いてくれるのか
ひとりではないよと
愛しきものの手をとりたい
愛しきものを抱きしめたい

さあ手を伸ばしてください
共に行きましょう
難しいと思われる道も
手を携えれば歩んで行ける

愛しきものよ
気付いてください
君のうちには僕がいる




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