岩の湯
箒川の渓流の真横に設けられた露天風呂。
簡易的な脱衣用の仕切りと棚があるが
雨風で晒されているため綺麗ではなかった。
岩の湯には湯船が2つあり、
脱衣所側
2〜3人サイズの
四角い湯船で、やや深く
岩肌の影響で浴槽内が黒く見える。
源泉は足元から湧出しており、
底から常にプクプクと泡が上がってきた。
塩味や石膏味が強く感じられ
硫黄的な知覚を帯びていて、
何かを焦がしたような香ばしい匂いも
漂っていた。
お湯の湧出量が少ないせいか
若干ぬるく感じたが、
長湯するには良いのではないかと思う。
奥側
湯船は源泉が岩肌の上から落とされていた。
緑色掛かった黄土色に強く濁っているため
底は目視できなかった。
岩を削って作られたと思われる湯船は
位置によっては深さが異なり
一番深いところでヘソより上くらいだった。
(当時の身長が170cmで足は短い方ですが・・・)😊
岩肌から落とされる源泉のほか
奥の湯船の底からもプクプク湧出している。
弱塩味、石膏味、金気味が混ざり合い、
石膏臭、金気臭といった知覚を有し
見た目、味、匂いも手前側とは明らかに
異なる質感のお湯だった。
岩の湯・・・
落石の恐れがあるため閉鎖
我々温泉ファンの楽しみを奪うような行為は
慎んでもらいたいものです。
泉質
岩の湯
ナトリウム・カルシウム-塩化物
pH6.4
効能
神経痛、関節痛、火傷等
入浴料
200円
山の木々に囲まれて、脇を沢が流れている、
とても野趣あるロケーション。
当時、自分は夜勤で働いて、不定休だったので
自分らが行くときは、ほぼ無人で、
貸切状態で人気のある温泉を楽しむことができた。
木の樋を模したコンクリートの筧から
滝のように源泉が落ちてくるのは圧巻でした。
湯船へ大量投入されたお湯は、
木の樋を模したコンクリートの排水溝から
渓谷の沢へと排出されていく。
お湯は薄白色で湯船には
オレンジ色の湯の花が沢山舞っていた。
弱塩味、石膏味、金気味が混ざり合い、
炭酸のような味も感じられた。
石膏臭と金気臭が優しく香りを放っていた。
トロトロしたお湯からは
キシキシとした浴感が肌に伝わり、
絶妙な加水のおかげで丁度いい湯加減が
保たれていた。
周囲の風景を楽しみながら、
絶品のお湯を楽しむ😊
最高の贅沢な時間を体験できた😊
不動の湯・・・
モラルを守れない不貞な輩がいたため閉鎖
泉質
不動の湯
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉
pH6.4
効能
神経痛、関節痛、火傷等
入浴料
200円
濁り湯好きにはたまらない、
標高1200m、真夏なのに気温20℃
底には湯の花がいっぱいの温泉は
ぬるめでいつまでも入っていられる。
入浴後は硫黄臭が身体に染みつき、
翌日も残っている。
那須に源泉ドバドバの垂れ流しの
露天風呂があった。
元は旅館だったが、
火事で消失。
以後、地権者や温泉の持ち主が何やら揉めて、
そのまま旅館は再建されず
温泉だけが流れていたところだ。
名前は『高雄温泉』
近隣住民はおろか、遠くの温泉ファンも訪れる
スポットになっていた。
もちろん混浴で地元のおばちゃんや
車で泊まり込みで来る若者が
仲良く浸かっていた。
お湯は絶品😊
那須に行くたびに浸かっていた場所😊
だって無料だったので・・・😊
近年、『おおるり山荘』というものが建って、
旅館の管理の露天風呂になってしまった😢
まぁ、湯は同じで掃除も行き届くようになって、
よかったのかもしれない。
当時は、マナーの悪い輩がゴミを散らかしたり、
夜中に騒いだりと問題になっていた。
一抹の寂しさを覚えたのは
自分だけかな・・・😢
まぁ、複雑な気分であったのは確かだ。
泉質
含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム
-硫酸塩・炭酸水素塩泉
pH6.1
効能
神経痛、疲労回復、リュウマチ、アトピー等
入浴料 無料