英・ロンドン大学ユニバーシティ&喫煙研究者によれば
英国内でロックダウンが行われた、4月から6月下旬までの期間中に
110万人の喫煙者が禁煙に成功し
さらに、44万人の喫煙者も禁煙に取り組んでいた事が判明してます。
なお、年代層を比べると、若年層ほど禁煙率は高く、高齢層の約2倍禁煙に成功していた反面、50代以上の禁煙成功率は低かった。
背景には、コロナウイルスの脅威。そして政府が行った厳しいロックダウンから
人々は家の中で自分を見つめなおし、人生や健康を考え直す時間が得られたため
喫煙者は禁煙するようになった。
ただ、ロックダウン解除とともに営業を再開したパブなどの飲食店で
旧知の仲と再会するようになった今
人々が喫煙を再開する可能性はあるとの事。
喫煙は、今さら言うまでもなく、動脈が硬化し、肺疾患や心臓病を発症するリスクを高める行為なので、コロナの危険因子2つと合致しているんですよ。
このあたりは、ロックダウン期間中の英国内で様々な報道がされていたので
多分怖くなって禁煙に取り組んだに違いない。
日本とは違い、英国のロックダウンは強制的な都市封鎖だっただけに
物事に対する捉え方が真摯だったんだろうな。