第7回アメリカNRPAツアーの中でアメリカ・ユタ州ソルトレイクで開催された2009全米レクリエーション・公園協会年次大会の教育セッションで“日本における高齢者プログラミング”と題して、10月16日(金)に、主に日本独自のボランティア・レクリエーション指導者養成制度を高齢化対応プログラムの視点から発表しました。
これは、全米レクリエーション・公園協会が国際交流の一環として、初めて教育セッションに組み入れてくださったものでした。内容をかいつまんで言うなら、日本が直面している急激な高齢化・少子化問題に触れて、その問題解決の一つとして(財)日本レクリエーション協会が取り組んでいる指導者養成制度が高齢者の生きがいの創出(とくに定年退職後)と深く関係するのではないかと言う仮説に立ってみると、意外に高齢者個々人にとっても、高齢者を取り巻く社会にとっても明るい光が射していると言うことです。
セッションの途中に、脳力トレーニング・ゲームを実例として織り交ぜながらの発表でした。質問もたいへん多く、和気藹藹の中にも活気に溢れて、関心の高さに驚き、それと共にその必要性を再認識させられました。お陰様で好評をいただいた次第です。
廣田治久