余暇問題研究所ニュース

高齢者介護支援・レクリエーション指導分野で日本一の実績を誇る、 余暇問題研究所のニュースや所員日記を紹介しています。

気仙沼市を訪ねて

2012年03月13日 | uenoの日記

218日~19日に日本老年行動科学会の気仙沼プロジェクトに参加してきました。現在弊社事務所も私の自宅も目黒区内にありますが、気仙沼市と目黒区は友好都市を結んでおり、毎年9月に開催している区民まつり(SUNまつり)には、気仙沼市から5000尾のさんまが送られてきます。昨年の震災後にも送られてきて近隣住民においしいさんまを提供してくれました。

しかしながら、気仙沼市を訪れたのは初めてでした。日本老年行動科学会の今回のプロジェクトは日本臨床発達心理士会と気仙沼市や現地市民のボランティアグループとの関わりから開始されたものと聞いています。とくに市民を支えている社会福祉協議会の職員や介護士や保育士などの「支援者の支援をする」という目的での活動です。

18日の朝、東京を出発し、午後は社協職員や相談員など5060名が集まり、事例検討会や今困っていることのアドバイスなどに半日をかけました。

翌日19日は東京都健康長寿健康センターの粟田先生による「認知症の総合アセスメント」の講演会が行われました。参加者は高齢者施設職員や保健師など約70でした。

私は両日とも15分間の手・指の体操やジャンケンゲーム、リラックス体操などを行いました。参加者は皆想像以上に元気良く、笑顔が見られました。しかしながら職員からの質問には「やらなくてはと思うがうまく進まない」などの話も出ており、疲れさえ感じられ、ますます支援者を支援していく必要性を学会の先生方とともに感じた2日間でした。この活動はボランティアグループと学会との協力で今後も継続していく予定です。

 

私たちが見た魚市場やシャークミュージアム辺りの場所は、現在は瓦礫もなくなり、壊れたバスや船だけが残り、ひとけのない風景になっていますが、遠くには美しい山が見え近くには海の見える景色が目にしみました。また来れたらいいなと思いながら19日夜に東京に帰りました。

上野 幸
 

新春情報交換会

2012年03月04日 | suimiyaの日記
初めまして、今年の春で入社3年目を迎えます清宮啓太(せいみやけいた)です。様々な現場を経験して皆様のお役に立てるように日々奮闘中です。どうぞよろしくお願い致します。

さて、去る1月31日(火)に弊社主催の新春情報交換会を行いました。今年で10回目を迎えたこの会は弊社に関係のある方々を招いて参加者の方々にもネットワークを広げていただこうという会です。

私は、仕事の都合で1時間遅刻をして会場に入ったのですが、入った瞬間に皆さんとても話が盛り上がっているのがわかりました。今回は30名の方にご参加頂いたのですが、久し振りにお会いする方もいて、「1年前とは変わったね」などの声をかけて頂くことも出来ました。多く方に成長を見守られながら仕事が出来ていることを再認識する良い機会となりました。

しかし、挨拶回りをしている時にふとある失敗をしたことに気づきました。私は参加者の方の情報をしっかりと把握していなかったのです。その為、初めてお会いする方へのご挨拶が浅いものになってしまったと感じました。事前準備の重要性を改めて感じる会となってしました。

今回の情報交換会で、失敗と感じたことを失敗で終わらせないよう、事前の準備を怠らず現場へと繋げていきたいと感じました。