よかよか倶楽部の余暇日誌

愛媛県松山市にあるデイサービスよかよか倶楽部です。
定員18名の少人数☆デイサービス☆へようこそ♪

トイレについて(育児と介護をしながら)

2006年05月18日 | Weblog
私事ですが、3歳の娘は、トイレに自分で行けるようになりました。
まず背伸びをして電気をつける、洋式の上におまるをカパッと乗せ、踏み台を使ってヨイショとよじ登り、用を足した後、3メートルぐらいティッシュを引っ張り、おしりを拭いて、洋式トイレのふたの上にこれまたよじ登り、水を流し、パンツを履き(時にパンツをはかず開放感に喜びを感じたりして…)、ドアを閉めて、電気を消して、あぁ、すっきり~ってな感じです。
この、一連の排泄動作。自立に向けて、いくつかの自助具(?)が使用されています。
おまると、踏み台。(洋式腰掛便座と、段差解消の踏み台ってとこでしょうか)
いつかの研修で、住宅は“20代の健康な成年男子の動作”を基準に作られているという話を聞きました。
つまり、電気スイッチの高さや、便座の高さ、台所の高さ等‥
確かに3歳の娘が“自分でしたい”気持ちを発揮するにはいささか不便です。
常日頃、高齢者の方に、福祉用具などをお勧めしておりますが
先程の”成人男子基準”の該当外→子供やお年寄り、障害者には、何かしらの“道具”が必要で、それは誰のせいでもなく、住宅が原因だ!!ということです。
だから、どんどん道具を使って、便利に安全にしていくべきなんだと思います。

…ということで、本日デイサービスの3つあるトイレの1つの便座(トイレごと)を取り替えました。
といっても、今まで“障害者用”だったのを、”一般用”に変えただけなので、まだまだ私としては不満ですが。この、ウン万円の痛い出費が、利用者様の、“安全”な排泄動作につながり、”すっきり”していただけるのなら、これ幸いです。

しかし、
しかし・・・
ただ、ただ、”障害者用”というだけで、座面の高いトイレを設置してしまった私たちの知識のなさと、設計士・トイレ業者の安易さに、ため息が出てしまいます。

まだまだ、日々勉強。

追伸
社長はスポーツジムに通うらしい。
団塊の世代をウォッチングして、来る時代に備えるのでしょう。
ついでにお腹もスッキリするかな…
“団塊は、資源です”という記事が胸を打つ。