yokiのゆる~いブログ

歌や日々の色々日記

和顔愛語な母

2021-10-21 22:47:53 | 母の事

「和顔愛語」とは、『大無量寿経』というお経の中にある言葉です。

意味は「和やかな顔と思いやりの言葉で人に接すること。」

 

母の墓石に好きな言葉が彫っていただけるとご住職に聞き、迷わず

 

「和顔愛語」

 

と彫っていただきました。

 

意味が母そのものだったからです^^

 

そんな母でしたが、とってもおっちょこちょいで可愛らしい面が沢山ありました。

その中のいくつか紹介させてください。

母と精肉店へ買い物に行った時の話。

母「すみませ~ん、えっと、牛500と、ぶ~500ください。」

私「え?今なんて言った?ぶ~?今、ぶ~って言ったよね?」

母「シーお店の人には聞こえてないんだから黙って

店員「はい、牛500と、ぶ~500ね

はい、しっかり聞こえてました

 

駐車場に車を入れようとバックしていたら、母が出てきて誘導してくれました。

母「バックオ~ライ~バックオ~ライ~バックオ~ライ~」

私「え、そろそろいいんじゃない?」

母「お母ちゃんが良いっていうまで下がって~~~。」

少しずつバックするわたし

母「バックオ~ライ~」

ゴグンッ

私「え?今変な音がしたけど・・・。」

母「バックオ~・・・ラ・・・イ~ストップ

車を降りるとそこには、駐車場の壁と車の間に挟まる母の姿が

ぎゃ~~~~~~まってまって~~~~~~~~。

すぐさま車を前に出し母を救出

私「何で挟まる前にストップって言ってくれないの~~?死んじゃうじゃん~~~こわい~~~。」

母「だって壁にぶつかったら車が傷だらけになるでしょ~。お母ちゃんがクッション^^」

意味わからん

 

夏の間、海の家を営んでいた我が家。

公衆電話を探すお客様がいらっしゃいました。

客「おばさん、公衆電話はどこにありますか?」

母「あ~隣の監視所に黄色い赤電話があるよ~。」

客「え?黄色なの?赤なの?」

母「・・・・・色は忘れたけどね?」

いやそうじゃない・・・そこじゃないぞ母(;^_^A

 

母はよく道を尋ねられる。

誰かさん「すみません~、〇〇にはどう行けばいいですか?」

母「えっとね、この道をズド~ンと行って、突き当りを左にズト~ンと行って、タバコ屋さんの角を右にズド~ンと行って、その先にありますよ。」

誰かさん「ズド~ンばっかりですね^^;」

突っ込まれても全く気が付かない母

母「そう、ズド~ンとね~

 

まだまだありますが今日はこの辺で^^;

 

母は「和顔愛語」の人でした